「歯を白くしたいけど、歯医者に行く時間がない!」、「ホワイトニングに費用をかけたくない!」という人におすすめしたいのが、自宅でできるホワイトニングです。歯のホワイトニングは、近年男女を問わず多くの人に人気があり、市販の美白ケア用アイテムもたくさん出ています。今回は、自宅でできる歯のホワイトニング法を、価格や効果で徹底比較していきます!
1.ホワイトニング専用の歯磨き粉
1-1.効果
毎日の歯磨きで使う歯磨き粉に、ホワイトニング成分を配合したものです。歯の黄ばみの原因の1つは、歯の表面に付着したコーヒーや紅茶などによるステイン、たばこのヤニなどです。
歯磨き粉に含まれるホワイトニング成分は、これらの色素を酵素などの力で分解し、汚れを浮き上がらせて磨き落とす効果があります。毎日の歯磨きの延長でホワイトニングができるので、手軽に始めやすい方法として人気です。
1-2.価格
ホワイトニング専用の歯磨き粉は、通常の歯磨き粉に比べると若干高くはなりますが、1,000円台からあるので、比較的購入しやすい価格です。
ホワイトニング専用の歯磨き粉を効果的に使うには、ブラッシング後にフッ素を塗って着色を防ぐやり方がおすすめです。市販のフッ素と合わせても価格は2,000円程度と、他のホワイトニング方法と比較しても、リーズナブルな価格に抑えられます。
1-3.デメリット
安価で取り入れやすいのがホワイトニング専用歯磨き粉の最大のメリットですが、基本的には日々の汚れを落とすことがメインです。それに歯を白くする効果がプラスされているものなので、他の方法に比べると、ホワイトニング効果は弱いと言えます。
また、使った次の日から歯が白くなるといった即効性がない点も、デメリットだと言えるかもしれません。毎日地道に続けていくことで、徐々に効果を実感するようになります。
1-4.おすすめ商品
おすすめのホワイトニング専用歯磨き粉は、ライオンの「ブリリアントモア」です。
配合されているピロリン酸ナトリウムには、イオンの力で着色汚れを分解し、浮き上がらせる効果があります。ただし、研磨性が高いため、歯のエナメル質や歯茎へのダメージを考慮して、毎日は使わないようにしましょう。
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2.ホワイトニングジェル
2-1.効果
歯磨きで汚れを落とした後に、歯ブラシにジェルをつけて軽くブラッシングする方法です。漂白作用や汚れを落とす作用がある成分が含まれており、使い続けるほどに歯の白さを実感できるようになります。
製品によっては1週間程度で効果が実感できるものがあり、ホワイトニング専用歯磨き粉に比べると、即効性があるのが特徴です。また、歯茎を健康的なピンク色に保つ成分や気になる口臭にアプローチする成分が一緒に含まれている製品も多く、オーラルケアとしても活用できます。
2-2.価格
高いものだと1万円近くするものもありますが、3,000円~5,000円代が一般的です。朝晩の歯磨きの際に使用しても、1~2ヶ月ほどは持ちます。ホワイトニング専用歯磨き粉に比べると少々値段は高くなりますが、自宅でのホワイトニングの中では非常に効果が高く、歯科医院でのホワイトニングに比べてもリーズナブルな価格と言えるでしょう。
2-3.デメリット
歯磨き後に軽くブラッシングするだけの手軽な方法ですし、あまりデメリットと言えるものはありません。しいて言えば、他の自宅でできるホワイトニング用品に比べれば価格が少し高くなる点でしょう。しかし、得られる効果は高いので、費用対効果で考えるならおトクだという考え方もできます。
2-4.おすすめ商品
おすすめのホワイトニングジェルは、「ディノベート デンタルホワイトプロ」です。
液だれしにくいジェルタイプで、はじめての人でも使いやすいのが特徴です。DL-リンゴ酸+ピロリン酸ナトリウムの成分が、歯に付着した汚れを浮かせて落とすので歯にやさしく、さらに汚れを付きにくくしてくれます。
その他にも、口臭・虫歯・歯周病予防のケアもできる成分も配合されているので、トータルケアが可能。
▼公式オンラインショップ
http://dennovate.com
3.ホワイトニング専用の消しゴム
3-1.効果
歯の表面をこすって、汚れを落とすホワイトニング方法です。歯そのものを白くするというよりも、歯磨きで落とせなかった汚れを落とすもので、たばこのヤニや、コーヒーや紅茶のステインなどをとり除く効果があります。1回使用しただけでも、歯の表面がツルツルになっていることが実感できるのは、うれしいポイント。
また、携帯性に優れていて持ち運びができるので、気になる時にいつでも使用できることもメリットの1つです。
3-2.価格
歯と密着しやすいフラットタイプや、細かな部分の汚れも落とせるスティックタイプなどさまざまですが、価格は1つ500円程度と大変お手頃です。材質にはシリコンゴムが使われているので少しずつ削れていきますが、すぐになくなるものではないので、コスパもいいと言えます。
3-3.デメリット
ホワイトニング専用の消しゴムの材質には研磨剤も使われているため、歯の表面を傷つける可能性があります。使いすぎると歯の表面にキズができ、そこに着色汚れがたまりやすくなって、かえって黄ばみがひどくなることも。気になる汚れをピンポイントで落とせることが消しゴムのメリットですから、歯磨きのサポートとして、汚れが気になる時にだけ磨く、といった使用方法がおすすめです。
3-4.おすすめ商品
おすすめのホワイトニング用消しゴムは、「トゥースティック ダブル」です。フラットタイプとペンタイプの2本セットになっているので、歯の全体はもちろん、歯と歯の隙間などの細かい部分までケアできます。気になる歯の部分の水気を取り、優しくこするようにして使いましょう。
4.ホワイトニングペン
4-1.効果
ホワイトニング用のペン本体に漂白成分を含むジェルが入っており、ペン先から出てくるジェルを歯に塗るホワイトニング方法です。朝晩の2回塗るだけの手軽なケア方法で、持ち運びに便利な点もメリットだと言えます。
4-2.価格
価格は、1本2,500円程度です。同じくジェルを使ったホワイトニングに、ホームホワイトニングがあります。専用のマウスピースと薬剤を使用して行うのですが、効果が高い反面、マウスピースの着脱やクリーニングが非常に面倒だというデメリットがあります。
また、価格も15,000~30,000円と高価です。ホームホワイトニングに比べると、ケア方法が簡単で価格もリーズナブルな試しやすい方法だと言えます。
4-3.デメリット
ホワイトニングペンに使われている漂白成分は、亜塩素酸ナトリウムと言われるものです。食品添加物としても使われている成分で安全性は高いのですが、歯科医院で使われている薬剤ほど漂白効果は高くなく、歯表面の汚れを浮かす程度です。そのため、こちらも歯磨きの補助として使用するのが望ましいと言えます。
4-4.おすすめ商品
おすすめのホワイトニングペンは、「ボディマジックホワイトニングペン」です。
歯ブラシ前に塗ることで汚れを浮かし、ブラッシングの効果を高めます。1回目の塗布で薬剤を汚れに吸着させ、さらに上塗りすることで汚れを浮き上がらせて歯磨きの洗浄力を高めてくれます。
携帯に便利なため、旅行先や出張先でも簡単に歯の美白ケアができる点もメリットだと言えます。
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5.まとめ
いかがでしたか?それぞれのケア用品を目的に合わせて使いこなせれば、自宅でのケアでも十分に白い歯を保つことができます。歯科医院でのホワイトニングは4~6万円が相場ですから、全体的に価格がぐっと抑えられるのもメリットです。ぜひ、今日から始めてみてください。