『なんとなく顔がたるんできた?』そんな気がしてならない人も『目の下のたるみを治したい』人も、顔の下半分に重みを感じるたるみをどうにかしたいですよね。
特に目の下のたるみは、老けて見えやすく『涙袋なら良かったのに…』と思ってしまいます。美容の業界では『涙袋は若さの象徴』と呼ばれ目の下のたるみは『たるみブルドック』と表現が厳しいです。
目の下のたるみは肌だけでなく、土台の筋肉を鍛えることが大切です。加齢・疲れ・生活習慣でのたるむ理由をしっかり受け止めケアをしていきましょう。今回は目の下のたるみを改善するエイジングケアを特集します。
1.目の下がたるむ理由すべて
『たるみなんてまだ関係ない』と思っていたら、じわじわと迫り来る目の下のたるみ。目の下がたるんでしまう理由をズバリ指摘します。
筋肉の衰えで目の下がたるむ
出典:3キロ痩せる
筋肉を使わなすぎて、若い女性でもたるみがでてしまう人は少なくありません。
- 噛まなくてもいい食事
- SNSのコミュニケーションにより口を動かさない
- ストレスによる無意識な食いしばり
口周りの筋肉がどんどん低下しているのは現代病になりつつあります。無意識の食いしばりも筋肉が凝り固まり骨が引っ張られて歪みたるみの原因になってしまうのです。顔のたるみがあるない見た目は大きな差があります。
眼精疲労で目の下がたるむ
目元の過酷労働が目の下に線のようなたるみの原因になります。
ただでさえ目の周りは皮膚が薄く、くま・むくみ・シワなどのトラブルには注意したいところです。近年のパソコン作業で画面を凝視する時間が長時間になっていて、目の周りの筋肉が使われすぎています。
目の周りの緊張が強くなり、まぶたを閉じる筋肉も強くなるので目の下のたるみの原因につながります。悪い人は眼精疲労が常習化するのでより注意が必要です。
スマートフォンの使いすぎによる固定した姿勢でたるむ
近年スマホなど一定の距離を取り続ける姿勢が長時間になっており、首の前側が凝り固まり、巡りを悪循環にしている原因に。首の緊張が強いし、長いことで肌が下に引っ張られるため、目の下のたるみを引き起こす原因になります。
スマホの閲覧で首が長時間固定状態にあると口呼吸になる人も少なくないので、体内の筋肉もゆるみがちになります。
カルシウム不足でたるむ
目の下のたるみは皮膚だけの問題でなく、『頭蓋骨の老化』も関係していることが医学で証明されています。(※2011年1月号に掲載PlasticandReconstructiveSurgeryJounal)
カルシウムが不足することによって、まぶたが垂れて目が小さく見えてしまったり、目の下のくまやシワができると言われています。
眠りの質が悪くてたるむ
睡眠時の環境も目の下のたるみに関係してきます。
- 夜寝る時、スマホ・TV・パソコンの光を浴びていると脳が刺激され活発になり安眠できません
- ソファーなどで眠る
- 湯船に入らずに眠る
- 睡眠の直前に食事を取る
- 精神的ストレスがある
安眠できないことで、体の機能修復がされずたるみの原因につながります。
頭皮のコリでたるむ
頭皮を動かさないので老廃物がたまり目の下のたるみへつながります。血流が滞り栄養が行き渡らないために生え際からの抜け毛から、表情筋の緊張状態が続くことでの目の下のたるみの原因へつながります。
2.目の下がたるみやすい人の特徴すべて
出典:3キロ痩せる
目の下がたるみやすい人の特徴を知って、当てはまる人はしっかり改善方法を見直しましょう。
- 頬や顎の周りにぽっちゃりお肉が付いている
- 肌が柔らかめでぽちゃぽちゃしている
- 頬を引っ張るとけっこう伸びる
- ほうれい線やあごのたるみがじわじわ目立ってきている
- 家族がまぎれもなく下膨れタイプの家系
- まぶたが重く目がしょぼつく感じ
- 下垂ぎみに自覚がある
シワは出来にくいのはいいけど…たるみが心配。たるむことで気おつけたいデメリットも知っておきましょう。
- 顔が大きく見える
- 目の下がたるみ跡になる
- 目の下のたるみが顔の影となり老けて見えてしまう
- たるみを化粧で隠すのはかなり難しい
- 体は痩せているのに顔で太っている印象に…
- まくらの跡がなかなか消えてくれない
3.セルフでできる目の下のたるみ7つの改善方法
目の下のたるみの原因を知ったら、改善方法を試したいきましょう。
①代謝アップ!一駅分、歩く!
出典:ホームメイドリサーチ
目の下のたるみは代謝を上げることで、早く薄くなります。20分〜30分歩くとだんだんと薄くなる期待が持てます。朝なら一駅分歩いてみるのもおすすめですよ。
②肌を水分でふやかし内側からふっくらさせる!
目の下のたるみ対策に、すぐに消えるものではありませんが肌をふやかすのもおすすめの方法です。ホットタオルで肌を温め、肌をほぐしつつ蒸気でふやかしていきます。さらにローションマスクでパックして、潤いを注入し、内側からふっくらした肌を目指していきましょう。
ホットタオルの蒸気と水分で回復を早める期待が持てますよ!口元・目元ぎりぎりまで保湿してあげるといいです。
③気づいたときに『あいうえお体操』をする
出典:しわ対策スキンケア
仕事のちょっとした空き時間・家にいるときの家事の合間・休日中のテレビを見ているときなんかに『あ・い・う・え・お』と発音するつもりで、顔を思いっきり大きく動かします。
なるべくゆっくり・じわじわと動かすのが効果的です。首を伸ばすように顎を上げながら、天井に向かって思いっきり行ってみてください。
④少量の食事でもよく噛んで食べる
少しの食事でも、よく噛んでたべることで顎を鍛え顔の筋肉を使い鍛えることにつながります。さらに満腹感も感じやすいので、少しの量の食事でも満足感を得ることができますよ。
同じメニューでもたべる順番とスピードを変えるだけで、ずいぶん食事への満足度が変わります。血糖値の上がりにくい野菜から食べて炭水化物は最後にとりましょう。
『美味しい』と味わいながら食べつのも大切です。
⑤1日1回は深呼吸をして、代謝アップ&細胞を活性化
忙しいと呼吸が浅くなりがちです。1日1回の深呼吸で代謝を高めて、細胞に酸素をいきわたらせることでいきいきとしてきますよ、新鮮な吸気を体に取り入れるためには深呼吸は大切なんです。
無理なく習慣付けるには寝る前に横溜まった状態で実践するのも続けやすくてオススメですよ。
⑥美顔器や引き上げコスメも取り入れてみる
出典:MTG
目の下のたるみの仕上げに、リフトアップを後押ししてくれる強力な美顔器を使えば心強いですよね。表情筋を効果的に訓練してくれる機能が搭載されています。
おすすめ美顔器
おすすめの美顔器はMTGリファカラッとフェイス¥19500〜特徴は、微弱電流でほほにフィットしやすい形状で肌をつまむ感覚です。小さいので持ち運びも便利。
出典:ランコム
おすすめ引き上げコスメ
おすすめの引き上げコスメはランコムのレネルジークリーム¥13000〜。コラーゲンの密度を高めて緩みを引き上げる効果を期待できます。マッサージクリームとしても使えるので自然と習慣が身につきやすいですよ。
⑦スマホ・パソコンから離れる時間を1日2時間つくる
だれしもがスマホ・パソコンに触れる時間が増えていっています。その習慣はたるみの原因でもあるんです。定期的にマッサージに出かけたり、休日のうち数時間は自然の中で過ごすなど積極的に時間を確保していきましょう。
4.美容医療に頼る|目の下のたるみ対策
美容医療を『いつかとことん困ったら頼るかも』と最後の切り札にしてませんか?目の下のたるみにどうしても悩んだら一度相談するのもおすすめです。状況がかなり悪化してからではかえって費用も大きく膨らむ可能性の方が大きいので早めのケアが案外良かったりしますよ。
美容医療はみじかなものになっていますがしっかりとしたカウンセリングを受けて不安がなく納得した状態でトライしてください。
①ボトックス注射
目の下のたるんだシワに最初に頼れるのがボトックス注射です。たるみが軽いうちなら対応可能で、早めにボトックスで解消しておくことでたるみ、またはシワの本格化を遅らせることになります。悪化予防としておすすめです。
回数
下垂が気になってきたらいつでもできます。だいたい4ヶ月に1回程度が目安です。
費用
1回約¥50000〜。麻酔クリームなどを使用する場合は、別で料金が発生します。
②スレッドリフト
目の下のたるみを切らずにリフトアップします。皮膚の下に糸をと押して持ち上げるのがスレッドリフトです。ブラジャーワイヤーのように重みを支えてくれるので、強力なたるみ予防策になります。
回数
進行状況によって変化します。平均的に5年に1度
費用
左右3本づついれた場合約¥300000〜。麻酔は別途料金が発生します。
③フェイスリフト手術
皮膚が伸びてたるんでしまった本格的に解決するには余分な脂肪を切り取るフェイスリフト手術があります。目の下のたるみ以外にも顎のたるみや顔のシワも改善することができてしまいますよ。
回数
がっつり1回で上げてしまうか、こまめに数回行うかはドクターと相談してください。
費用
平均的な金額で約¥700000〜。
美容医療はちょっと高額ですが、10年後の表情が全然違います。シミュレーションを行ってくれる院も多数あるので納得いくまで相談をしてみてください。
5.まとめ
目の下のたるみを発見して気をつけたいことはハードは食事制限や運動。我慢が積み重なると反動的に起きるストレスが心配です。日々に寄り添うような美容習慣を積み重ねていくことが大切です。体にも心にも優しい習慣でエイジングに結果を出していきましょう。