日焼け止めクリームの勘違いしがちな7つの使い方

スキンケア

近年加速する美白ブーム、セルフィーの影響もありまだまだ続きそう、それに従って日焼け止めクリームは日差しの強いとされる夏秋だけとは関わらず一年中手放さないという方も少なくありません。
美白ブームだからこそ改めて日焼けクリームの正しい知識を解説。よく勘違いしがちな内容にスポットをあてました。日焼け止めクリームをより適切に使用することができます。

1.日焼け止めクリームをつける4つの理由

シミ・たるみ・肌の劣化対策する

UV=紫外線=日差しは、肌内部のメラニンの生成を促進し、シミやくすみの原因となるだけでなくとりわけ波長の長いUVAは、肌の弾力に関わるコラーゲンやエラスチンにダメージを与え、シワやたるみを引き起こす可能性があります。

スマホ・パソコンのブルーライトUVAを対策できる

毎日何時間も使用している方は少なくないスマホ・パソコンのディスプレイにしようされているブルーライトは肌の深層部まで届くUVA。日差し同様の対策が必要です。
img_light02

出典:サンテPC

ブルーライトはそのコスト面から様々なものに使用され、エコな思想のもと拡大傾向。さらに、厄介なのがブルーライトでできたシミへの意識は低い反面、できてしまったシミは特に改善しにくい。意識を上げておくことは大切でし問題意識は高まる予想にあります。

免疫力の低下や皮膚ガンの予防

紫外線の影響は個人差があります、その差は広く、DNAに傷をつけることから最悪の場合、免疫力の低下や皮膚ガンの発展する場合もあります。

髪の毛パサつき・皮膚のゴワつきカサつき対策

紫外線を浴びることで細胞は炎症を起こします。人によっては慢性的な肌がごわついたり、紫外線は髪のタンパク質がダメージを受け髪の毛がパサパサと水分を失ったりも。
全く日光を浴びないこともよくありませんし浴びすぎるのもよくありません。日光はできれば朝日を一日15分間浴びるのがおすすめです。

2.知らないと損してるUVA・UVBの違い

UVA・UVBの違いは波長の違い。波長が長く肌の真皮までダメージを与えるのがUVAです。

UVB

  • 肌(皮膚)のいちばん外側の厚さが平均約0.2ミリの表皮(ひょうひ)にダメージ。
  • メラニン生成を促進しシミ・くすみ・ソバカスの原因に。

UVA

  • 肌の表皮の内側の真皮までダメージを与える
  • 地上に届く紫外線の約9割がUVA
  • シワやたるみの原因に。
  • ガラスを透過するので窓ごしでも肌に影響を与えます。
  • 曇りの日でも50%、雨の日でも30%地上に届きます。
  • スマホ、パソコンのブルーライト

UVカットでない限りはガラス越しでも透過するUVAは特に対策するべき紫外線。直接肌に塗る日焼け止めクリームは室内でもつける必要性があることがわかります。

3.日焼け止めクリームの間違った使い方

曇りの日・雨の日は塗らなくても大丈夫!×いいえ、紫外線はあります。

快晴の日に比べて、曇りの日では50%、雨の日では30%の紫外線が降り注いでいます。曇りの日や雨の日は日焼け止めクリームを塗らない人は少なくありません。『きちんと日焼け止めクリームを塗っているのに焼けちゃった』という人の落とし穴に。

室内は塗らなくても大丈夫×窓ごしはUVAを防げません!

ガラスを透過してくるのがUVAの厄介なところ。UVBは防げてもUVAは防げない。外にいるのと同様に日焼け止めを塗っていた方が安心です。

夏から秋はバッチリ日焼け対策してます×6月でも遅い

日焼け止めクリームの広告が入るのが夏場ですが、実は6月から日焼け止めクリームを塗っていて紫外線量を考慮すると遅い。
photo03

出典:ベネッセこどもの健康カレンダー

UVA対策は、1月から始めてもちょうどいいぐらいです。

ゴミ捨てで1分ぐらい外へ、日焼け止めクリームはつけない!×1分でも日焼けします

ちょっとコンビニへ、ゴミ捨てへ、とほんの少し外出する時はわざわざ日焼け止めクリームを塗らない人は多い。紫外線ダメージは日々蓄積されるのものなので、その少しの時間でも日焼け止めクリームは塗った方がいいでしょう。ちょっと厳しいですが、パフやファンデを軽く塗るよりは日焼け止めクリームがおすすめ。

早朝なら紫外線は弱いよね?×朝8時以降は要注意

紫外線は太陽が出ている限りあります。紫外線量は午前8時から徐々に増え10時〜14時がピークです。

紫外線さえブロックすればOK!×ブルーライト・大気汚染は無視できない

肌への影響力で言えば、紫外線がダントツですが、近年はブルーライト・近赤外線・大気汚染のPM2.5もトラブルの元。多機能な日焼け止めアイテムが必要です。

地黒だから焼けない×いいえ、焼けます。

地黒の方で『すでに黒いから大丈夫』と思いがちですが肌色に関係なく紫外線を浴びるとダメージを受けます。目に見える肌の日焼けだけが日焼けではありません。蓄積され潜伏するシミやたるみは将来的な肌に関係してきます。

4.日焼けで赤くなる人・黒くなる人の違い

日に焼けると皮膚の焼け方は人によって違いますが、理由は肌質です。紫外線を浴びて赤くなるだけ、赤くなってから黒くなる、赤くならずに黒くなるという三種類の肌質があります。

スキンタイプダメージを受ける部分対策方法
赤くなった日数でおさまる
赤→白
真皮すぐ冷やす
赤くなってから黒く焼ける
赤→黒
真皮と表皮すぐ冷やす
赤くならずに黒く焼ける
白→黒
表皮 365日UVケアが必要

それぞれの肌に合わせた日焼け止めもあるので使用するようにしましょう。
3パターンそれぞれにあったおすすめ日焼け止め
%e3%82%b9%e3%82%af%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%83%b3%e3%82%b7%e3%83%a7%e3%83%83%e3%83%88-2016-12-26-17-40-34

出典:コパトーン

日焼けあと肌が赤くなるのは炎症が起きているサイン。赤くなりやすい方にやさしいうるおい保護成分配合された日焼け止めがおすすめ。

5.まとめ

日焼け止めクリームはベタベタになるのが気になる場合はUVパウダーを仕上げに使えばサラッサラの質感に。プラスケアにもつながるのでとってもおすすめ。特にベビーパウダーブランドは邪魔しない香りなので年中使えますよ。

タイトルとURLをコピーしました