ニキビはなぜできてなかなか治らないのか、そのメカニズムと対策をレクチャーします。人によっては10代の思春期から成人しても未だなお治らないニキビ、ニキビがあることで清潔感とあか抜け度がガタ落ちしてしまいます。
ニキビの凹凸を隠すのって難しいものです。ニキビを本気で防ぎたい卒業したい方の優秀ケアアイテムも紹介します。正しいニキビケアを知って肌力アップを体の中から外から高めていくのがポイントです。
1.ニキビの悩みは10代からはじまる
ニキビの悩みは10代から深〜くかかわり年齢とともに肌の悩みからは徐々に薄れていく傾向にあります。10代20代のうちに一刻も早くニキビを撃退したいですよね。
![]() | ![]() | ![]() |
出典:メディナルエステ
10代の肌の悩みの半分以上が『ニキビ』それは20代になっても変わりません。30代になるとニキビへの悩みはぐっと下がり全体の2割程度となります。10代〜20代のうちにニキビの悩みをいち早く解決することが美肌への近道です。
大人ニキビと思春期ニキビの違いは?
- 思春期ニキビの原因→皮脂
- 大人ニキビの原因→ホルモン
悩み多き10代のニキビは思春期ニキビであり、その原因は分泌されすぎている皮脂が原因です。思春期のニキビの場合は特に皮脂が多いTゾーンや額にできやすいですね、皮脂は年齢を重ねることによってだんだん減っていくので30代ではぐんと減少、代わりに男性ホルモンが増えあごや口周りにニキビが出現しやすい。さらにはストレスも多くなるのでホルモンバランスが不安定になり治りにくいニキビが繰り返しできてしまうのです。
2.治らないニキビのメカニズム
出典:さぎのみや皮膚クリニック
治りにくにニキビのメカニズムは、健康な皮脂の状態の毛穴にニキビの原因となるアクネ菌は存在しており、過剰な皮脂の分泌や肌の汚れメイクの洗い残しで角質が硬くなり毛穴が徐々につまっていきます。
毛穴がなかりふさがってしまい皮脂が毛穴の中につまって表面化するのが初期の状態の『白ニキビ』となってしまいます。その後皮脂が毛穴を押し上げ徐々に広げ空気に触れることで酸化が進み『黒ニキビ』へ悪化。
黒ニキビの状態は毛穴内部でアクネ菌が増殖。今度は赤く炎症をおこしひりひりと痛みをともなう『赤ニキビ』へ成長。さらに炎症がすすみ化膿した状態がつづくとニキビまわりの肌もダメージをともない跡が残りやすい状態になってしまいます。
そこまで肌にダメージを与えてしまうと肌を生成するサイクルが乱れ、同じ毛穴が詰まりやすくニキビができやすい状態の出来上がり。繰り替えにニキビができてしまうのです。
健康的な肌にもニキビの原因であるアクネ菌があるので、ホルモンのバランスや外気からの影響でニキビは繰り返しできてしまいます。
3.アクネ菌とは?常在菌
ニキビの原因となっているアクネ菌はどこから発生するのかというと、アクネ菌は常在菌と言って常に皮膚に存在している菌なので、ぼくめつすることができません。実はアクネ菌には良い働きもしてくれているんです。
アクネ菌の働き①場所 | アクネ菌は顔・背中・胸にいることが多く、これは皮脂が分泌されやすい部分であり ニキビができやすい場所でもあります。 |
アクネ菌の働き②好きなもの | 皮脂が大好きで、過剰なブドウ糖・ストレスなどで過剰分泌される皮脂によって増殖ニキビを発生させます。さらに紫外線が当たることで大量に活性酸素(老化)を生み出し、炎症などの細胞を破壊します。 |
アクネ菌の働き③嫌いなもの | アクネ菌は酸素が大嫌い。ターンオーバーを正常に治し皮膚に呼吸をさせることでアクネ菌の増殖を減速。 |
ニキビ菌(アクネ菌)を住みづらくすることがニキビケアの大切なことです。
4.オイル系保湿はアクネ菌の餌になるのでおすすめできません
使ってはいけないということはないのですが、ニキビは皮脂を餌に増殖するので過度な油分はあまりおすすめではありません。オイル系保湿例は、ワセリン・ホホバオイル・オリーブオイル・ココナッツオイルなどは悪化しているニキビ肌には控えておきましょう。
5.ニキビができやすい人とできにくい人の違いとは
ニキビができやすい人とどうでない人の違いは肌の代謝量・ターンオーバーの速度の違いです。人によって肌の皮脂分泌量が違い、それに付随して肌の代謝量とターンオーバーの速度も違います。さらに細かく言えば、遺伝的な要素、食事の生活習慣も原因は複合的にあります。
- 肌の代謝量の違い
- 肌のターンオーバーの違い
- 食事の習慣性
- 遺伝的な要素
ニキビ予防できる洗顔方法からはじめるのがいいですね。
- 汗やホコリなどを除去
- 肌の余分な皮脂を除去
- 毛穴をふさいでいる角質除去
- 毛穴に溜まった皮脂を除去
- ニキビ菌(アクネ菌)を住みづらくする
- 老化した角質を除去
しっかりと泡立ててお肌に優しい洗顔をするだけでも大きな差になります。
遺伝的な要素以外は自分自身でのケア方法で改善することができますよね。最近はセルフィーの修正はお手のもの、簡単に画像修正でニキビを消すことができてしまいます。
加工された画像と実際あって違いすぎる!のをできればやめたいですよね、修正後のような美肌を目指して日々ニキビケアと向き合うことが大切になってきます。
6.なかなか治らないニキビの原因はミスマッチなスキンケア
実はニキビのためを思ってやっていたことが実は逆効果でニキビを治しにくくしていることが多くあります。早めにそれに気づかないとどんどん悪化させてしまいますよ。肌だけに目を向けすぎて見過ごしやすいケアをまとめてみたので一度チェックしておこう。
食事|徹底的な油・糖質カットの徹底
ニキビケアにストイックになりすぎて油や糖質カットを徹底的に抜きすぎてしまったするのは、逆にストレスがかかってしまうと逆効果です。
睡眠時間|夜遊びを禁止
肌には睡眠時間が必要なので夜遊びを禁止することでもストレスがかかるのもニキビにはよくありません。
スキンケア|髪をよく触る
髪には匂いや小さなチリやごみが移りとどまりやすいです。よく髪を触る方はそれが手や指先について不衛生。その汚れが肌に付着する確率もあげてしまいます。
メイク|ファンデーションの重ね塗り
ニキビや凸凹の肌をかくすためにファンデーションをついつい重ね塗り、アクネ菌が嫌う酸素をブロックしてしまいます。
7.ニキビ治療の最先端は過酸化ベンンゾイルという新薬
出典:マルホ株式会社
日本で新たに認可された過酸化ベイゾイルニキビで悩む人にとっての新薬です。除菌と漂白効果もあり、ただ皮膚科の処方が必要です。
- 尋常性ざ瘡に1日1回、洗顔後に塗布します
- 紫外線なるべく避けること
- 漂白作用有、髪や衣服につかないようにする
- 刺激感、皮膚剥脱あれば休薬考慮すること
- 25℃以下保存すること
海外ではとてもメジャーで、日本でも認可されました。ニキビ用のジェルですが、毛穴を小さくする効果もあるため、 鼻の毛穴の黒ずみにも効果的です。
8.ピルは大人ニキビの予防になる
ニキビ治療にピルを使うこともあります、理由は、ホルモンバランスを補うのが目的です。ただし副作用もあるので必ず医師の診断もおこなってください。ピルにはなんとニキビを防いだり肌の健康を維持する働きがあるんです。
ピルは飲み合わせも気をつける必要もあるので常備薬・サプリメントも相談が必要です。
9.オススメのニキビケア
つらいニキビ肌でもう悩みたくないかたにオススメなのがEclatCharme(エクラシャルム)です。
洗顔後に塗るだけで化粧水や乳液は不要です。しかも、美容液成分が80%以上配合で、余計なものは一切入っていません。また、お肌に優しい無添加処方。合成香料・着色料・鉱物油・パラベン・アルコールは一切配合していません。
今なら毎月300名限定で初回購入980円(税抜き)で購入できます。
この機会にお試し頂くとよいのではないでしょうか。
10.まとめ
長年のニキビに苦しめられすでに跡になってしまっている方がすぐに結果を出したい場合はクリニックへの相談がおすすめです。クリニックではニキビを繰り返さないケアを並行して行いニキビ跡の改善も専門的なケアをおこなってくれますよ。ニキビがありきにするあまり性格も落ち込みがちに顔の表情も固くなりがち、ストレスを感じないように前向きにできることからケアをしていきましょう。