しっかりメイクはイヤだけど、写真映えするくらいに可愛くなりたい…。そんなティーン世代には、 素肌を活かしたナチュラルなメイクがおススメ。
学校にもOKなベースメイクから、放課後メイクのチェンジ方法など、役立つメイク方法をお届けします!
1.学校にもOKなメイクのポイント
学校にもOKなメイクはすっぴん風素肌と整えた眉。こちらをベースにして、放課後にはアイメイクやリップメイクで色味をプラスしてみましょう。
<大原櫻子さん>
ピュアな表情がかわいい大原さんのメイク。
出典:エントピ
何もつけてないようなベースメイクにナチュラルカラーのチークとリップがポイント。
マスカラはつけずに、アイラインでまつ毛の間を埋めるだけにしておくと、さりげなく目を強調することができます。ポイントメイクは、ベージュがかかったピンクやオレンジを選べば健康的で自然な印象に。
<有村架純さん>
ティーンからの人気も高い有村架純さんは、ほとんどメイクをしていないようなナチュラルさ。
出典:僕のLOG
ポイントはベースメイク、アイメイク、リップの全てに肌に近い色を使うこと。
コスメを見ていると、かわいいピンクやキラキラした色に目が行きがちですが、ナチュラルに見せるならパールのないベージュカラーを選んでみましょう。初心者さんも失敗しにくいはず。
1-1.すっぴん風ベースメイク
高校生なら、作り込んだベースメイクはトゥーマッチ。
素肌が引き立つようなベースメイクでナチュラルに仕上げましょう。
適度なカバー力があるBBクリーム+パウダーならツヤのある肌に、パウダーファンデーションならふんわりセミマットな肌に整います。日焼け止め+フェイスパウダーだけでも十分です。
1-2.ナチュラル眉毛
今は、ナチュラルで整えすぎていない眉毛が人気。
「抜く、剃る」ことはやめ、専用シザーで長さをカットして、ぼさぼさな部分を整えるだけで十分です。
眉尻が無い人、眉の間がまだらになっている人は、アイブロウペンシルやパウダーで部分的に書き足しましょう。
1-3.さりげないくっきり目元
学校でアイメイクとしていると、どうしてもバレてしまうもの。
アイメイクをするなら放課後と割り切りましょう。どうしてもメイクをするなら、肌色のアイメイクベース+ペンシルアイライナーがおススメ。
アイメイクベースは薄くのばしておくだけでも目元が明るく見えます。アイライナーは細いタイプを選び、まつ毛の間だけを埋めるようにラインを入れ、はみ出した部分はオフしておきます。
これだけでも目をくっきり見せることができます。
1-4.色付きリップ
唇の乾燥や皮向けを防ぐためにも、リップクリームでの保湿は大切です。学校では透明のリップケア専用のものがおススメです。
どうしても色味をつけたいときは「サクラ色」など唇がキレイに見えるナチュラルカラーなら、学校にもバレにくいはず。色付きリップやティントリップなど鮮やかな発色のリップは放課後に楽しみましょう。
1-5.放課後メイクはどうする?
学校が終わったら、放課後用メイクにチェンジ! プラスするのは、①マスカラ、②チーク、③リップの3つだけでOK。
マスカラは黒やブラウンを使い、まつ毛を長く見せることで、ぱっちりした目元に。チークはピンクやオレンジなど明るい色を選ぶと可愛く見えます。リップは色付きリップでもOKですが、アクセントにしたいときはティントリップやカラーグロスがおススメです。
2.メイクに必要なコスメを揃えよう
メイクに使うコスメは、プチプラコスメで十分。必要なものから少しずつ揃えていきましょう。
ちふれ、セザンヌ、キャンメイクといったブランドは、500円以下で買えるものもたくさんあります。
2-1.BBクリーム・色付き下地など
高校生なら、カバー力のあるファンデーションは必要なし! スキンケア効果、紫外線カット効果のあるオールインワンクリームを、悩みに合わせて活用しましょう。表面のべたつきが気になる人は、仕上げにパウダーを使うと良いでしょう。
<ニキビ・赤味が気になる人は>
- BBクリーム
- ミネラルパウダー
<肌を明るく、キレイに見せたい人は>
- CCクリーム
<特にトラブルがない人は>
- 日焼け止め+パウダー
2-2.眉用シザー・アイブロウペンシル
<眉用シザー>
眉毛の形を整えるには、眉用の小型のシザー(ハサミ)を揃えましょう。毛抜きを頻繁に使うと、眉毛が生えにくくなったり、炎症の原因になるので若いうちは避けたほうが良いでしょう。
シザーは無印良品などでも、安価で高品質のものが購入できます。
<アイブロウペンシル>
眉尻を書き足したり、眉の形を描くアイブロウペンシルは眉メイクに必須。
眉毛の色より少し明るい色のものを選びましょう。アイブロウペンシルと眉用パウダーが1本になっているものも便利です。
2-3.ペンシルアイライナー
目の形を強調し、くっきり見せるのがアイライナーの効果。リキッドタイプよりも、ペンシルタイプの方が初心者さんでもラインを入れやすく、ぼかしも簡単です。落ちにくいウォータープルーフタイプを選び、にじみを防ぎましょう。
学校で入れているとバレる可能性があるので、放課後に取り入れたほうが無難です。
2-4.マスカラ
まつ毛を長く見せてくれるマスカラは、目を大きく見せ、女の子らしいアイメイクに欠かせません。 学校ではバレるので、ビューラーでカールさせたまつ毛に、透明マスカラをつける程度が良いでしょう。
放課後メイクでは、ブラックやブラウンのマスカラがおススメです。
まつ毛を長く見せたいなら、ロングラッシュタイプ、カールを保つならカールタイプのマスカラを選びましょう。
2-5.色付きリップ・ティントリップ
唇の乾燥、皮むけを防ぐためにも、リップクリームはこまめに塗っておきましょう。 学校では、ケア効果のある透明のリップクリームで控えめに。
放課後はグロスタイプや色付きリップでキュートに。口紅だと「頑張っている」感が出て、制服には合わないかも…。
3.メイクのやり方
メイクをするときは、ベースメイク→アイメイク→眉メイク→リップ→チークの順番で、鏡を見ながら行いましょう。厚化粧を防ぐには、コスメの使う量に注意。多く使ったり、何度も重ねたりするのは避けましょう。
3-1.ベースメイク
<BBクリームのつけ方>
BBクリーム、色付き下地は面積の広い両頬→鼻→鼻の下→顎先→目の周り→額の順に伸ばしていきましょう。
出典:ちふれ公式
フェイスラインは良く伸ばして、薄くつけることが鉄則。使用量を守り、少量ずつ伸ばしていきましょう。
厚塗りになるのが不安な人は、スポンジを使っても良いでしょう。ニキビなどをしっかりカバーしたい人は、部分的に重ね付けをするか、ニキビに使ってもOKなコンシーラー(部分用ファンデーション)を使いましょう。
出典:ちふれ公式
仕上げにパウダーで押さえておくと、表面がサラサラになり、化粧崩れを防止できます。ファンデーションを使う場合は、スキンケの後、必ず下地を塗ってからファンデーションをつけましょう。
<パウダーファンデーションのつけ方>
スキンケアのあと、メイク下地で肌を整えてから、ファンデーションをつけます。
出典: ちふれ
パウダーファンデーションは、スポンジひとなでぐらいが顔半分の適量。つけ過ぎると厚ぼったく見えるので、少量を伸ばすようにしましょう。
両頬の三角ゾーン、鼻、目の周りだけにファンデーションが付いていれば、顔全体がキレイに見えるので、全体にしっかり塗る必要はありません。フェイスラインやTゾーン、口の周りは薄くてもOKです。
3-2.アイブロウメイク
眉は細くしすぎたり、濃く描きすぎると失敗が目立ってしまうパーツ。
出典:CLIP
まずは、眉毛の周りの余分な産毛をカットして、整えるだけでも垢抜けて見えます。眉の上や眉間の産毛は、シェーバーなどで剃り、まぶたの上の太い毛は毛抜きで抜くかシザーで
カットしておきましょう。
眉を描くときは、芯のやわらかいペンシルからトライするとカンタンです。
まずは眉尻を描き足し、次に眉の毛の薄い部分だけペンシルで描き足します。眉頭は薄く、眉尻は濃いめにかくことがポイントです。
眉毛がしっかりある人は、形を整えるだけでもOKです。
出典:VOCE
3-3.アイメイク
<アイシャドウ>
アイメイクはやりすぎると厚化粧にみえてしまうことも。高校生なら、肌になじむベージュやイエロー系の淡い2色入りのアイシャドウがおススメ。制服、私服、どちらにも合います。
まずは、アイシャドウの明るい方の色を、指でまぶた全体にのばします。そのあと暗い方の色をまつ毛の生え際からまぶたの中央まで、付属のチップか指で伸ばします。
目を開けた時に、色の境目がはっきりわからないようにぼかしておきましょう。
<アイライン>
目をはっきり見せたい、目を強調したいというときは、アイラインにチャレンジしてみましょう。
スリムタイプのペンシルタイプのほうが、真が柔らかく、多少ぶれてもぼかせるので初心者さんも使いやすいはず。汗や水、こすれに強いウォータープルーフタイプを選ぶと落ちにくいでしょう。
ラインを入れる時は一度に線を引かず、まぶたを軽く持ち上げて、まつ毛の間を少しずつ埋めていきます。最後に綿棒でぼかして馴染ませれば自然に見えます。
<マスカラ>
目をぱっちり見せたいなら、是非マスカラを使いましょう。
出典:lovely
ビューラーでまつ毛を上げてからマスカラをつけると、より目が大きく見えます。マスカラはまつ毛の根元から上に向かってスッとつけていきましょう。
何回も重ね付けをすると、ダマになったり、厚化粧に見えるので1、2回塗りまでにしておきましょう。
3-4.リップメイク
色付きリップやグロスなら、直接唇に濡れる細身のスティックやチップがついているタイプがおススメ。かつ、柔らかいつけ心地のものならしっとりするので、つけやすいでしょう。
出典:DHC公式
3-5.チーク
放課後に使いたいのは、頬を明るく彩るチーク。頬に色味が加わるだけで、明るく可愛く見えます。
出典:WatashiPlus
使うなら、テクニックがいらないぽんぽんチークがおススメ。笑った時に頬が高くなる部分にポンポンとチークをのせるだけ。つけ過ぎると不自然なので、少量を軽くつけましょう。
4.クレンジングの必要性とやり方
ファンデーションを使っていなくても、メイクをした日の夜は洗顔の前にクレンジング(メイク落とし)が必要です。
BBクリームやCCクリーム、日焼け止め、パウダーは顔料が含まれているため、通常の洗顔フォームやせっけんでは落とせません。肌のキメにメイク汚れが溜まってしまうと、ニキビや赤味、毛穴の黒ずみ、汚れの原因となります。
アイシャドウやリップ、マスカラ、チークも同様です。ポイントメイクだけなら、ポイントリムーバーやクレンジングシートでふき取るだけでもOKです。
5.プチプラで買える!メイクに役立つ!コスメ3選
高校生から人気のあるコスメをご紹介。お小遣いで買えて、使い心地も良いので、ファーストコスメとしてもぴったり。実際に手に取って、自分に似合う色を探しましょう。
5-1.商品名:メイベリン ピュアミネラル CCブライトアップ
出典:メイベリン公式サイト
メーカー:メイベリン 価格:1400円(税抜)
オススメポイント:極薄なのに、毛穴や肌の色ムラをカバーし、透明感のある肌に見せてくれます。
スキンケア効果もあるのでつけている間もケアできるタイプです。素肌っぽいけど、肌をキレイに見せたいというティーン世代に向いています。少し高めですが、長期間使えます。
5-2.商品名:キャンメイク パウダリーブロウペンシル
出典:キャンメイク公式
メーカー:キャンメイク 価格:450円(税抜)
オススメポイント:アイブロウペンシルは、濃くなりすぎることがありますが、キャンメイクのものは
芯が柔らかいのでふんわりと描くことができます。汗や皮脂、こすれに強いウォータープルーフタイプで落ちにくいところも便利です。スクリューブラシ付でぼかしもしっかりできます。
5-3.商品名:セザンヌ ナチュラルチークN
メーカー:セザンヌ 価格:360円(税抜)
オススメポイント:ワンコインでおつりがくる価格なのに、発色が良く、明るい頬に仕上がるパウダーチークは幅広い世代に人気。色数も豊富で、パールとマット(ツヤなし)の2つの質感から選べます。
自然に見せるなら、オレンジやコーラルピンク、オレンジピンクが肌馴染みのよいおススメカラ―。可愛く見せるなら、ピーチピンクやクリアレッド、ローズピンクが◎。
6.まとめ
高校生なら、メイクは初めて…という人も多いはず。素肌を活かしたナチュラルなメイクをマスターしたら、少し実リップやチークなどで流行のカラーを取り入れていきましょう。
メイクを始めるなら、クレンジング、スキンケアもきちんと行いってニキビや肌荒れを防ぐことも忘れずに!