「これからメイクをしてみたい」「最近メイクを始めたばかり」…。そんなメイク初心者さんは、まず
フルメイクに必要な道具やコスメから揃えていきましょう。基本のメイク道具&コスメを知れば、メイクもすぐに上達するはず。最初はプチプラから試して、慣れてきたらブラシなどメイク道具に投資するのも良いでしょう。
1.メイクに必要なアイテム
メイクの手順は大きく分けてベースメイクとポイントメイク。ベースメイクで肌を整えたら、アイ、リップのポイントメイクで大きく印象が変わります。
1-1.ベースメイク
下地や、ファンデーション、BBクリーム、コンシーラーなどは“ベースメイク”と分類され、メイクの土台をつくるアイテムを言います。さまざまなタイプがありますが、肌質や肌悩みに合わせて選びましょう。
1-2.アイメイク
目元のメイクに必要なのは、アイシャドウ、アイライナー、マスカラが基本。まつ毛をカールさせるビューラーもあるとベストです。
1-3.チーク、リップ
メイクのポイントになるリップと顔色を良く見せるチークも用意しておきたいアイテム。特にリップは流行のカラーを取り入れると今っぽいメイクになります。
2.コスメの種類
まず知っておきたいのはコスメの種類。最低限のフルメイクに必要なコスメをご紹介します。
2-1.下地
スキンケアのあと、ファンデーションやパウダーをつける前には下地を使いましょう。
毛穴や肌の色ムラをカバーして、肌を整える効果があります。
<下地の役割>
- ファンデーションをキレイにつける
- 化粧のリをよくする
- 紫外線カット
2-2.ファンデーション
肌の粗をカバーし、均一な肌に見せるのがファンデーション。紫外線や空気中のホコリ、摩擦、エアコンなどから肌を守る役割もあります。
たくさん塗ってしまうと、化粧崩れしやすくなったり、厚化粧に見えるので使用量には注意。ナチュラルに仕上げたい人、時短で手早くメイクしたいは、下地が不要のBBクリームなどがおススメです。
初心者さんが色を選ぶ時は、首に合わせると失敗しにくいでしょう。
<パウダーファンデーション>
- 手を汚さずにサッと塗れる
- つけ心地が軽い
- 化粧直しが簡単
<リキッドファンデーション>
- カバー力がある
- 乾燥しにくい
<BB、CCクリーム>
- 下地がいらない
- 毛穴や色ムラがカバーできる
- 自然な仕上がり
2-3.パウダー
リキッドファンデーションやBBクリームの表面のべたつきを抑え、崩れにくくするためには仕上げ用のパウダーが必須。
パウダーファンデーションではなく、仕上げ用のルース(粉末)パウダーやプレスト(固形おしろい)パウダーがおススメです。クリアカラーか肌色を選びましょう。
2-4.アイシャドウ
まず持っておきたいアイシャドウはブラウン系のアイシャドウ。2色か3色入りのパレットがおススメです。ブラウンは肌になじむので、失敗が少なく、TPOを選ばず使えます。
より目を印象的にしたいときは、黒のアイライナー、マスカラも取り入れてみましょう。
2-5.チーク
可愛いメイクをしたいときに欠かせないチーク。顔色を整え、健康的に見せる効果もあります。
初心者さんなら、ピンクやオレンジのパウダータイプがおススメ。チーク専用のブラシを使えばふわっと入れることができます。
2-6.リップ
メイクのポイントになるリップは、顔が明るくなる色を選びましょう。コーラルピンクや赤味の強いオレンジが誰にでも似合うおススメカラー。
自然に見せたい人は色付きリップからトライしてみてもよいでしょう。
2-7.アイブロウペンシル
眉を描くのに必要なアイブロウ専用コスメ。眉尻を描き足すならアイブロウペンシル、眉全体をきちんと描くならアイブロウパウダーがおススメです。
3.初心者さんが揃えるべき道具
メイクをするのに最低限、持っておきたい道具をご紹介します。
アイシャドウなどにセットされているものを使ってもOKですが、できればお家用に揃えておくのが理想的。洗い替えも用意していつでも清潔にしておきましょう。
3-1.スポンジ
ファンデーションを塗るときに必須アイテムであるスポンジ。ファンデーションを買ったときについているものの他、洗い替えに1,2枚用意しておきましょう。できれば毎日洗い、常に清潔なものを使うことが理想的です。使うファンデーションによって、相性の良いスポンジは異なります。
<パウダーファンデーション用スポンジ例>
出典:ROSYROSA
<リキッドファンデーション用スポンジ例>
出典:ROSYROSA
3-2.チップ
細かい部分にアイシャドウを入れたいとき、ぼかしてグラデーション塗りをしたいときに活躍するチップ。アイシャドウブラシはまだ慣れない…という人にも使いやすいはず。
まぶた用のスタンダードなタイプ、細かい部分用の先端が細いタイプがあれば、どんなメイクにも使えます。こちらも常に清潔に使うため、まめに洗うか取り換えましょう。
出典: ROSYROSA
3-3.ブラシ
初心者さんが持っておきたいメイクブラシは、まぶた用のアイシャドウブラシ、平型のチークブラシです。まずは、この2本があればOK。
毛質が柔らかく、肌当たりの良いものを選びましょう。天然毛なら、お手入れ次第で長く使うことができます。
出典: ROSYROSA
3-4.パフ
パウダーをつけるときに使うパフも用意しておきたいアイテム。毛足が長い、ふわふわのパフは、粉含みが良く、肌にのせたときに自然に仕上げることができます。チークを濃くつけすぎたとき、
パフで上からなでれば調節することができます。パフも洗い替えを含め、2つあるのが理想的です。
出典:江原道公式サイト
3-5.綿棒など
アイラインやアイシャドウをぼかしたり、目の下についてしまったマスカラやシャドウをオフするのに便利な綿棒。メイクをするときに用意しておくと安心です。化粧直し用にポーチに常備しておくと役立ちます。
4.コスメ道具がみつかるブランド3選
バラエティショップやオンラインショップで買えるコスメツール専門ブランド。惜しみなく使えるプチプラから長く使えるリッチなものまで幅広くあります。予算に合わせて使い分けをしても良いでしょう。
4-1.ROSYROSA
毎日のメイクに欠かせないスポンジやパフが30ピースなど、パック入りで購入できます。メイクブラシも1000円以下で見つけられるので、メイク初心者さんにも嬉しいラインナップです。
4-2.Chasty
出典:Chasty公式サイト
買いやすい価格のメイクツールが揃うChasty。用途に合わせて豊富なバリエーションから選べます。シャープナーやまつ毛用コーム、シェーバーなど細かなアイテムも揃います。
4-3.KOBAKO
出典:KOBAKO公式サイト
少しリッチな価格帯ですが、プロ仕様で高品質のメイク道具ブランドです。ビューラーからツィザー(毛抜き)、スポンジ、ブラシなどメイクに必要な道具がほぼそろったラインナップ。オシャレでコンパクトなデザインで気分も上がります。
5.あると便利なメイクグッズ
絶対に必要ではないけれど、使うとメイクの仕上がりが変わるアイテムもあります。メイクに慣れてきたら、是非取り入れてみては?
5-1.ホットビューラー
まつ毛が下がってしまいがちな人、奥二重、一重の人に特におススメのホットビューラー。
通常のビューラーより、熱の力でまつ毛を根本から立ち上げることができ、カールも長持ち。目をぱっちり見せることができます。
出典:TESCOM公式サイト
5-2.スクリューブラシ
アイブロウパウダーなどにセットされているスクリューブラシは、1本あると便利。
眉の毛流れを整えることはもちろん、アイブロウパウダーをぼかしたり、マスカラを付けたあと、まつ毛をとかしてダマをオフするのにも使えます。
出典:TEREE公式サイト
5-3.ミニサイズの鏡
出典:貝印公式サイト
アイメイクをするときに、あると便利なのがミニサイズの鏡。マスカラをつけるときやアイラインを狙った場所に引きたいときに役立ちます。
拡大鏡タイプを使えば、細部までアイメイクをチェックできます。仕上がりをしっかりチェックしたい人は用意すると良いでしょう。
6.まとめ
メイク上手になるには、基本のメイクをしっかりマスターすること。上手にメイク道具を使いこなすことで、仕上がりに差がでます。コスメについているミニサイズのツールはあくまでも持ち歩き用なので、自宅用には使いやすいものを揃えておくと良いでしょう。