誰もが憧れる、キメの整った陶器のような色白の肌。
残念ながら、生まれ持った肌のキメは変えられませんが、できることなら、メイクで少しでも色白美肌に近づきたいですよね。もともと黄味肌だから…、ダークトーンの肌だから…と気になる人も、肌色を均一に仕上げるだけでも違います。
色白メイクを参考に、明るい美肌ベースメイクを目指しましょう。
1.色白メイクとそのポイント
肌色を白く、明るく見せるには、ファンデを厚塗りすればOK、というわけではありません。
あまりに肌色とかけ離れた色のファンデを使うと、首の色と差が出て、白浮き顔になってしまいます。
ベースやコンシーラーで肌色を整え、肌に馴染むファンデを使いながら、透明感を出していきましょう。
アイメイクをシンプルにしたり、鮮やかなリップを使うことで、肌色を白く見せる効果があります。また、髪色も黒髪やダークカラーにすると、肌の白さがひきたちます。
2.色白メイクのやり方
色白肌に近づくベースメイクは、下地やコンシーラーといったベースメイクコスメを使いこなすことで完成します。色白ベースメイクに必要なコスメを揃えて、早速トライしてみましょう。
2-1.色白メイクをつくるコスメ
まずは、色白メイクに必要なコスメを揃えましょう。
色付きの下地、薄付きのファンデーション、保湿成分入りパウダー、コンシーラーがあれば
色白ベースメイクは完璧です!
<下地>
ブルーかパープル、赤味が強い人はグリーンの下地
<ファンデーション>
黄味が強くない、ピンク系の薄付きリッドファンデーション
カバー力が欲しい人は、ピンク系の練りファンデーション
<パウダー>
保湿効果のあるクリアタイプのパウダー
ツヤを出したい人はパール入りのクリアパウダー
<コンシーラー>
肌よりワントーン明るい色のコンシーラー
2-2.ベースメイクのやり方
ベースメイクのポイントは下地とコンシーラー使い。肌の色ムラや細部の赤味をカバーすることで
均一な肌に近づけます。
<下地>
スキンケアのあと、まずはコントロールカラー(下地)で肌全体をトーンアップ。
適量を顔全体にのばし、顔色を整えます。
<ファンデーション>
適量を薄く、顔全体に伸ばします。カバーしたい部分には重ね付けをしましょう。
<コンシーラー>
肌色を明るく見せるために、目の下、小鼻脇、口角など細かい部分もコンシーラーでカバー。
細部の赤味を消すことで、顔の色ムラが解消され、肌色に統一感がでます。
<パウダー>
仕上げのパウダーは少し多めに、パフでしっかりつけることがコツ。白浮きしないよう、粒子の細かいパウダーを選びましょう。
2-3.失敗しないコツ
色白メイクだからと言って、ファンデーションもパウダーも元の肌色とかけ離れた色を選ぶと、白浮きしてしまいます。白浮き肌は、厚化粧に見えるうえ、老けて見える可能性もあります。
ファンデーションを選ぶ時は、明度に着目し、肌と同じか少し暗めの色を選びましょう。
ベースカラーが合っていれば、下地で明るく整えたうえに、ファンデ、パウダーで仕上げても不自然にならず、明るい肌に見せることができます。
3.色白に見せるポイントメイク
色白に見せるには、ベースメイクだけではなく、ポイントメイクにもコツがあります。肌に透明感を与えるカラーを使って、肌色をクリアに見せていきましょう。
3-1.アイメイク
色白に見せたいときは、アイシャドウは淡いカラーでまとめ、アイライン&マスカラで引き締めるシンプルなアイメイクがおススメ。濃い色のアイシャドウは、肌とのコントラストが強く出て、顔のくすみを目立たせてしまいます。
3-2.チーク
チークには肌の透明感を引き立てる、クリアピンクや紫色のチークがベスト。頬の中央~頬骨に沿っていれることで、顔全体の透明感がUPします。アイメイクやリップメイクをポイントにしたいときは省いてもOK。
3-3.リップ
色白肌をアピールするなら、濃いめのリップがベスト。肌とのコントラストをつけることで、白肌がひきたちます。
レッドやボルドー、ホットピンクなどの鮮やかなカラーが良いでしょう。リップに目立つ色を使う時は、アイメイクとチークを控えめにしましょう。
4.色白肌を復活させるメイクリタッチ方法
夕方の肌のくすみをリタッチするには、ラベンダーカラーのプレストパウダーやチークがお役立ち。
テカリをおさえ、ファンデのヨレをスポンジでオフし、パウダーファンデなどで直します。そのあと、ラベンダーカラーのパウダーやチークを目の下の三角ゾーンにサッといれてみましょう。
すぐに透明感が復活し、明るい肌に整います。
5.色白肌に近づくスキンケアのコツ
スキンケアで肌色を明るくしていくには角質ケア・保湿・美白ケアの3点をポイントに、時間をかけてじっくりお手入れしていくことが大切です。
角質ケアでは肌表面の余分な角質を除去することで、肌のくすみをオフし、肌色をクリアに整えていきます。同時に十分な保湿をすることで肌本来の持つバリア機能が保たれ、ダメージに負けない肌に近づいていきます。
さらに、美白有効成分入りの化粧品でシミ・ソバカス・くすみに積極的に働きかけていくことで、今あるしシミを薄くしたり、これ以上濃くしないよう予防することができます。
美白ラインのスキンケアを使っても良いですし、美白美容液での集中ケアを継続することが大切です。
6.色白メイクに使いたいコスメ5選
色白メイクに使えるベースメイクコスメをご紹介。手持ちのコスメと組み合わせても使えるので
気になる人はチェックしてみては?
6-1.商品名:セザンヌ UVウルトラフィットベースN 01
出典:チョモットボーテ
メーカー:セザンヌ 価格:734円(税込)
オススメポイント:肌のくすみをカバーし、透明感を出すブルーの下地。保湿効果があり、毛穴カバー力も高いタイプです。紫外線カット効果もあるので年間通して使えます。肌になじむライトブルーなので白浮きすることなく使えるカラーです。
コントロールカラーを始めて使う人やデイリーメイクに取り入れたいときに、気軽に使えます。
6-2. 商品名:キャンメイク トランスペアレントフィニッシュパウダー PL パールラベンダー
出典:チョモットボーテ
メーカー:キャンメイク 価格:1,015円(税込)
オススメポイント:仕上げはもちろん、メイク直しにも使えるラベンダーカラーのプレストパウダー。
サラッと軽いつけ心地で、毛穴をカバーし、透明感のある肌感を演出してくれます。スキンケア、UVカット効果もあるのでデイリー使いしやすいタイプ。夕方のくすみが気になる人、肌の透明感を重視する人に。
6-3. 商品名:ジルスチュアート シークレットコントロール
出典:ジルスチュアート
メーカー:ジルスチュアート 価格:3.024円(税込)
オススメポイント:チップでつけるリキッドタイプのコンシーラー。
カバータイプのベージュ系カラーに加え、ハイライトとしても使えるピンクやラベンダーカラーが揃います。肌の透明感を出したい時はピンクやラベンダーを目の下や頬に伸ばして、コントロールカラー代わりに使うのも良いでしょう。
ファンデや下地だけでは物足りないという人、エイジングが気になる人に特におススメ。
6-4. 商品名:クリニーク ビヨンドパーフェクティング ファンデーション
出典:クリニーク公式
メーカー:クリニーク 価格:5,184円(税込)
オススメポイント:毛穴や肌の色ムラをしっかりカバーする効果の高いファンデーション。チップが内臓されているので、少量を薄くつけられます。
肌を明るく見せるベージュ系の6色展開。黄味や赤味に偏らない色設計です。ファンデの色選びに悩んでいる人は、トライしてみると良いでしょう。
6-5. 商品名:チャコット フィニッシイングパウダー クリアー
出典:チャコット
メーカー:チャコット 価格:1,200円(税抜)
オススメポイント:舞台用コスメだけあって、化粧崩れを防ぐ効果が高いタイプ。
クリアタイプなので、肌色を選ばず。ソフトフォーカスをかけたような仕上がりになります。
肌の乾燥が気になる人には、保湿成分入りのエンリッチタイプもあるので、肌質に合わせて選ぶと良いでしょう。マットでパウダリーな白肌に仕上げたい人におススメです。
7.まとめ
肌悩みが多いほど、ベースメイクには手をかけたくなりますよね。
もともとの肌色を上手に活かしながら、丁寧にベースメイクを施せば明るい美肌に整います。色白肌にこだわり過ぎずに、明るいなめらかな肌作りを心掛けましょう。