「そろそろメイクをしてみようかな…」と思った今こそ、メイクの始めどき!でも、何を用意すればいいの?
失敗したらどうしよう…なんて、不安もありますよね。そこで、今回ご紹介するのは、メイク初心者さんでも簡単にできる基本のメイク方法。
慣れてきたら基本のメイクをベースに、流行を取り入れたり、新しいコスメにトライしたりすると良いでしょう。メイクをマスターして、今よりもっと可愛い自分に出会いましょう♪
1.メイク初心者さんが目指すべきメイクパターン
メイクを始めてするなら、まずはナチュラルメイクからマスターしましょう。アイシャドウはブラウン系から取り入れると失敗が少ないはず。リップやチークで流行色を取り入れると今っぽくなります。
1-1.すっぴん風ナチュラルメイク
素肌を活かしたベースメイクをするなら、日焼け止め+パウダーで十分。
ベージュ系のアイシャドウとブラウンのアイラインとマスカラを使えば、目元もナチュラルに仕上がります。ほんのりピンクの色付きリップで顔色を良く見せましょう。
すっぴんに近いけれど、自然に可愛く見えるメイクです。
1-2.派手色リップでおしゃかわメイク
トレンド感のあるメイクをするなら、リップで流行色を取り入れてみましょう。初心者さんなら赤味のあるオレンジやホットピンクがおススメ。
ティントタイプは発色が良いので1度塗りでもキレイに色がつきます。ブラウンのアイシャドウとも相性抜群。リップが目立つ分、チークは控えめにしてバランスをとりましょう。
1-3.モテ意識ならチークをメインに
男子目線を意識して、いつもより可愛く見せたいときは、ピンクチークを活用しましょう。
頬骨の上に明るいピンクのチークをふわっと入れます。少し幅広めにいれることがポイント。
何度も重ね付けすると、少し前に流行したオフェロ顔っぽくなるので注意。リップも同系色にすると統一感が出ます。
2.メイクのやり方と揃えるべきコスメ
メイクに必要なコスメと使い方の基本をご紹介。メイクで失敗しないコツは、正しい使用量を守ること。まずは、パッケージに書いてある説明に沿って使ってみましょう。
2-1.ベース
<下地>
メイクアップベースとも呼ばれるメイク下地は、肌色を整え、ファンデ―ションを崩れにくくする役割があります。まずは明るいベージュ等のクリームタイプ、透明タイプがオススメです。
<下地の塗り方>
スキンケアのあと、下地で顔色を均一に整えておきましょう。
下地の1回の使用量は、小豆粒大が目安です。手に出したら、額、両頬、顎先、鼻にちょんちょんと置いていきます。そのあと、下地を顔の外側に向かってのばし、目の周りや小鼻、口の周りなど、細かい部分にもぬっていきます。最後に鏡を見て、顔色が均一に明るく見えればOKです。ただし、下地はたくさん塗りすぎると、化粧崩れの原因にもなるので注意しましょう。
<ファンデーション>
ファンデーションにはシミ、そばかすや、毛穴、肌の色むらなどを均一にカバーして、肌をなめらかに見せる効果があります。
また、日中のホコリや紫外線などから、肌を保護する役割もあります。
大きく分けて、固形状のパウダーファンデーションと液体状のリキッドファンデーションがありますが、初心者さんなら、パウダーファンデーションの方が手軽にキレイにつけられます。
下地不要のBBクリームやCCクリームも便利です。BB、CCクリームの場合は、仕上げにおしろいでおさえておくと、表面がさらさらし、化粧崩れしにくくなります。
<パウダーファンデーションの塗り方>※BB、CCクリームも塗る順番は同様
- スポンジの半分にファンデーションをとる
- 頬の広い部分から外側にぬっていく(左右同じ)
- 額の中央から外側にぬっていく
- 顎、口の周りにぬっていく
- パフに残ったファンデーションで鼻、口周り、目元にのばしていく
2-2.アイブロウ
顔全体の印象を決める眉。
メイクをするなら眉を整えることが重要です。眉メイクには、まず、1本で眉メイクが完成するペンシル+パウダーのセットタイプのペンシルを選びましょう。
色味は、自分の髪の色よりも、やや明るめが正解です。眉が濃い人は、カットして長さを整え、眉尻だけを描き足せばOK。
<眉の書き方>
- リキッドで眉尻を描く。目尻の延長線上を終点にするとベスト
- パウダーの方で、眉の中のムラ部分を埋める
- 眉頭をパウダーで描き足す
- 眉のアウトラインをぼかす
2-3.アイメイク
<アイシャドウ>
まぶた全体を明るく見せたり、陰影をつけて、目の存在感を際立たせるアイテムがアイシャド。どんなシーンでも使えるベージュやブラウンの濃淡2色からトライしてみましょう。
<アイシャドウの塗り方>
- まぶた全体に淡いカラーを塗る。指でもOK
- チップに濃い色をとり、まつ毛のキワからまぶたの中央までぼかしていく
- チップを反対にして色の境目をぼかす
- 好みで下まぶたの目尻にも濃い色でラインを引く
- 好みで下まぶた全体に淡いカラーを入れる
<アイライナー>
目の形を強調して、パッチリ見せるには、アイライナーが必須。慣れないと失敗しやすいので、初心者さんには極細のペンシルタイプがオススメです。
<マスカラ・ビューラー>
まつ毛1本1本を濃く、長くする効果があるマスカラ。目元を印象的に見せるのに役立ちます。
まつ毛が少ない人はボリュームタイプを、まつ毛が短い人はロングラッシュタイプのマスカラがおススメです。もともとまつ毛が長いという人はカールタイプも◎。また、マスカラを付ける前にまつ毛をカールさせ、上向きにするビューラーも用意しましょう。
2-4.チーク
チークは、お肌に血色をプラスし、顔全体を明るく、健康的に見せるアイテムです。ピンクやオレンジが合わせやすくおススメのカラー。白っぽくなく、濃すぎない中間色を選びましょう。
2-5.リップ
種類がたくさんあるリップコスメ。迷ったら、ナチュラルに仕上がる色付きリップがおすすめです。口紅なら、なめらかにのびるタイプを選びましょう。カジュアルで手軽なグロスタイプも良いでしょう。
コーラルピンク、赤味のあるオレンジは誰にでも似合う失敗の少ないカラーです。
3.細かいアイメイクのやり方
アイラインやマスカラなど細かい部分のメイクには、ちょっとしたテクニックが必要。慣れればすぐにできるので、まずは失敗しない方法をマスターしておきましょう。
3-1.アイライナーの入れ方
<アイラインの描き方>
- まぶたを軽く持ちあげる
- ペンシルライナーで、まつ毛の間だけを埋める
- 綿棒ではみ出た部分をぼかしてなじませる
3-2.マスカラのつけ方
<マスカラのつけ方>
- マスカラブラシをティッシュオフし、余分なマスカラ液をとる
- まつ毛中央の根元にブラシを置き、毛先まで持ちあげるように塗る
- 目尻・目頭のまつ毛にも同様に塗る
- 下まつ毛には、ブラシを立てて下方向に引くように塗る
4.メイクのお悩み解決
4-1.ファンデーションがムラになっちゃう
ファンデーションがムラづきしてしまうのは、下地が密着していないか使う量に問題がある場合がほとんどです。ちょっとした工夫で解消できるので、ファンデーションをつけるときのコツを知っておきましょう。
<ファンデーションをキレイにつけるコツ>
- スキンケアで保湿をきちんと行う
- 下地の使用量を守り、しっかり伸ばす
- 下地を塗ったら、顔全体をティッシュでおさえ、余分な油分をオフする
- パウダーファンデーションの使用量を守る
- パウダーファンデーションをスポンジではなくパフでつける
- BB、CCクリーム、リキッドファンデーションは少量を薄くのばし、スポンジで叩きこみ、密着させる
4-2.眉がうまく描けない
眉を上手に描くには、慣れが必要です。毎日やっているうちに上達してくるので練習あるのみ!
右利きの人なら、まず左の眉から描き、そのあと右の眉も左に合わせるように描くと良いでしょう。左利きの人なら右の眉から描き始めてみましょう。
ペンシルでは濃くなってしまという人は、パウダーアイブロウを使うとふんわり仕上がります。
4-3.アイラインがうまく弾けない
線を引こうとすると、失敗しやすいのがアイライン。机に肘をついて、腕がぐらつかないように固定して、弾いていくとうまくいきます。もし、はみ出てしまったり、濃くなりすぎた場合は綿棒でふき取りましょう。
4-4.化粧がくずれる
テカリやパサつきなどの化粧崩れが気になる人は、オイルフリータイプや水分の配合量が多いリキッドファンデーション、皮脂吸収パウダー入りのファンデーションなどがおススメです。
下地は肌質に合わせ、テカリ防止効果のあるものや保湿タイプなどを選ぶと、化粧もちがよくなります。サラリとしたパウダーを持ち歩いて、まめに化粧直しもしましょう。
4-2.似合う色がわからない
自分に合う色を見つけるには、肌色をベースに選ぶのが一番簡単な方法です。本格的に知りたい人はパーソナルカラー診断を受けるのも良いでしょう。
<黄味肌、暗めの肌に似合う色>
- オレンジ系
- サーモンピンク、コーラルピンク
- ゴールド、カーキ、ブラウン系
<色白肌、ピンク系の肌に似合う色>
- 青味がかかったピンク系
- ローズ系
- シルバー、グレイ、パープル系
5.クレンジングの必要性
メイクをしたら、同時にクレンジング(メイク落とし)も用意しておきましょう。できればアイメイク用リムーバーと、通常のクレンジングの両方を使うのが理想的です。
アイメイクコスメはアイライナーやマスカラなど落ちにくいものが多くあり、また、まぶたの皮膚は敏感なので、専用のリムーバーを使いましょう。
さらに、メイクアップコスメは、顔料の粒子が細かく、毛穴に入り込んでしまいます。そのため、普通の洗顔フォームでは落とせないので、専用のクレンジングが必要です。
ふき取りシートクレンジングは手軽ですが、摩擦によるお肌へのダメージや汚れが残ってしまう場合もあるので、どうしても時間がない日だけの使用がオススメです。
メイクをしたまま就寝したり、クレンジングをサボると、お肌に汚れが溜まり、ニキビや肌荒れ、シワなど、肌トラブルの原因になります。メイクを始めたなら、毎日のクレンジングと洗顔も習慣にしましょう。
6.まとめ
基本のメイク方法をマスターしたら、少しずつアレンジをして自分に似合うメイクを見つけましょう。雑誌や動画を参考にするのも良い方法です。メイクが楽しめれば、毎日がもっと楽しくなりますよ!