チョコレートって美味しいのはもちろん食べると幸せな気分になったり元気になったりもしますよね。
チョコレートとひとことに言っても、駄菓子のチョコレートから職人が手がけた手の込んだものまで様々あります。その中でも今回紹介するのは、マニアしかまだ知らない知る人ぞ知るチョコレート、ローチョコレートです。
ローチョコレートが注目されるようになったのは『カカオそのものを味わえる深さ』を楽しめることにあります。今回はローチョコレートの魅力を全力で解説していきます。
1.ローチョコレートとは
ローチョコレート(Low chocolate)のロー(Low=低い)とは、非加熱を意味しています。
ローチョコレートと日本人の身近にあるチョコレートのの違いはその加工方法にあり、加熱して作られるチョコレートとちがローチョコレートは加熱せず、45度以下の低温で作られるチョコレートなのです。
通常のチョコレートの加工工程
通常のチョコレートは、まず原料のカカオ豆から種子を取り出しそれらは発酵させます。そのあと焙煎しカカオマスとなった原料に砂糖・バター・クリーム・お酒・ミルクなどを加熱しながら混ぜて作られます。
出典:カカオ革命
ローチョコレートの加工工程
ローチョコレートは、砂糖・ミルクなどは使いません。砂糖の代わりにはちみつ・メイプルシロップなどを使っているのも特徴のひとつ。
出典:foods
非加熱であることが最大のメリット
ローチョコレートは非加熱であることで多くのメリットがあります。そのことでスーパーフードとも呼ばれるのです。
- カフェインの刺激が現象
- カカオのビタミン破壊が少ない
- 抗酸化物質が豊富
- 香りが豊か
原料であるカカオを加熱しないことで自然のままに作られた栄養素が生きたままチョコレートになっているのです。
これまであったチョコレートとは加工工程が全く違うことでチョコレートの魅力を最強にしたとでも過言ではないローチョコレート。
大切な人にチョコレートを送りたいなら、全力でローチョコレートを推薦します!その理由をローショコレートの魅力とともに紹介して生きます。
2.甘いものが苦手な人も思わず喜ぶ6つの理由
チョコレートをプレゼントするといえば2月のヴァレンタインというイベントがありますが、近年イベントに限らずチョコレートはギフトとしてのクオリティをぐんぐんあげてきていますよね。
そう、チョコレートは試行錯誤されているからこそ選びがいもあげがいもあるんです。
その中でもローチョコレートをあげると相手が喜んでくれるポイントを解説していきます。
理由①ローチョコレートはまだ知られていないので話題になる
ローチョコレートは、まだ知らない人も多いです。チョコレート専門の職人や、食の職業に関係している方ぐらいです。なぜなら、コンビニやスーパーなど一般的な流通には乗っていないことが大きな理由です。
なので贈り物をする相手もローチョコレートを知らない可能性が充分にあります。プレゼントをあげる時チョコのいいところをわかりやすく説明してあげると会話のきっかけになるので話題のひとつとして活用できますよね。
まだ世の中の人があまり知らないものをプレゼントされるということは、新しいものを手にするワクワク感とその相手に対しても印象が悪くなることはありません。
理由②砂糖を使っていないので体型を気にしている方でも食べれる
チョコレートのデメリット部分といえば、『太る・ニキビができる』ではないでしょうか。
ローチョコレートは、砂糖のかわりにはちみつやメープルシロップが使用されているのでダイエット中の方にも心配なく食べることができます。
理由③栄養価に優れ、さらには恋のはじめにおすすめ
カカオの中でもフォーカスすべき栄養素を知っておくことでより食べる楽しみが湧きます。
カカオポリフェノール
カカオポリフェノールは、全身の血流をアップし代謝のアップも期待できます。このことから運動不足の方や冷え性など女性に多いお悩みにおすすめ。
さらに頭皮への血中の栄養素を届きやすくしてくれる作用もあるので髪の美しさにもぴったり。
マグネシウム
マグネシウムはミネラルのひとつで、骨や歯の形成するのに必要な栄養素です。適切に摂取することでメタボリック症候群・生活習慣病のリスクを低下させるとも言われています。参考:栄養素代謝におけるマグネシウムの重要性
フェニルエチルアミン(PEA)
ファニルエチルアミンとは、あまり聞きなれないのですが、意外にも身近なものです。これはホルモンのひとつで、恋をした時に脳内から分泌される中毒性のある分泌物。興奮系ホルモン、ドーパミンを大量に誘発してくれるのです。
チョコレートを食べた時に『なんだか幸せな気分になる』のは実はこのフェニルエチルアミンの働きそのもの。
きになる相手がいるのなら一緒に食べてもいいかもしれないですね。
理由④チョコが苦手も『ちょっと食べてみたい』自然な甘み
チョコレートが苦手という人はいますよね。チョコレートの甘いものが苦手という理由が多いのですが、そうゆう方でもお酒を飲んだり、糖質の高い揚げ物は食べたりしているはずです。
砂糖の独特のストレートな甘みが苦手なのかもしれません。ローチョコレートは自然な甘みなのでガツンとした甘みを感じません。
さらに、美容に健康にも気遣ったチョコ、新しさもあり『このチョコレートなら食べてみたい』と感じると思います。
理由⑤自分でも作ることができる
ローチョコレートって体にいいので値段が高価そうだったり、作るのは難しそうにも感じますが、実は簡単に作ることができます。
超簡単なローチョコレートの作り方|準備するもの
- ローカカオパウダー 50g
- ココナッツオイル 100g
- デーツシロップ 大さじ1杯
ローカカオパウダーは通販で購入するのが確実です。270gで3000円代ぐらいの価格です。
出典:Amazon
デーツシロップは、アラブ地方で主流の果実で100%天然の無添加、砂糖不使用のものを選ぶのがおすすめ。メープルのように香りがしないので料理に使いやすいのも特徴。
出典:Amazon
作り方
- ココナッツオイルを溶かしデーツシロップとカカオパウダーに入れて混ぜます。
- 型に流し冷蔵庫で冷やして固める
- 3時間ほどで完成!
とっても簡単!トッピングにこだわれば見栄えも良いので使うならオレンジのドライフルーツがおすすめです。
出典:Amazon
ドライフルーツは砂糖不使用のものを選んでくださいね。超簡単なのでお菓子作り初心者という方におすすめのですが、やっぱり作るのは面倒という方に次項ではプレゼントにぴったりなローチョコレートをご紹介します。
3.おすすめの有名ローチョコレート2選
バレンタイン限定のELLEカフェのローチョコレート
おしゃれなエルカフェでバレンタイ期間限定で美しいローチョコレートが販売されます。
出典:ELLEcafé Instagram
去年のバレンタイン時期に限定で販売され、ローチョコレートを知られるきっかけにもなったエルカフェのローチョコレートは見た目も美しく体にもとっても優しい!と即完売。
販売限定されておりますので、公式サイトにお問い合わせください。
エルカフェの店舗は東京表参道にありますが、直接お店に行けない方は通販もあるので便利です。
ELLEcaféサイトはこちら
日本初のローチョコレートブランドChocoReko(ちょこれこ)
ちょこれこ(ChocoReko)は、日本初のローチョコレートブランドです。オーナーである狩野玲子さんがさいたま市で運営をスタート。原材料にこだわり、甘味料は低GI値、で白砂糖を控えている方や血糖値がきになる方にとってもおすすめです。
チョコレート職人が丁寧に作り上げるものなのでデザインも見ていて楽しい気分にさせてくれるものばかり。オンラインショップで購入できるのでぜひのぞいて見てください。
4.まとめ
チョコレートを食べるならば、体に優しいローチョコレートがおすすめ。体の不調と心のどんよりを晴らしてくれる魔法みたいな食べ物。原材料がさらに優しいローチョコレートを食べると無意識に体の底から感じられる美味しさがあります。ぜひ大切な人や自分へのご褒美として選択の一つとして見てください。