鮮やかなレッドや深みのあるボルドーなど、インパクト強めのリップメイクが人気の昨今。2017年秋冬は、素肌に近いナチュラルなベースメイクがトレンドになりそうな分、しっかりしたリップメイクが引き続き人気となる予感!
リップペンシルは、唇の存在感をアップさせるのに欠かせないアイテム。
リップを塗るだけと、リップペンシルで輪郭をきちんと描くのとでは、メイクの仕上がりやモチが全然違います。
そこで今回は、いま買って秋冬まで使える“優秀リップペンシル”をピックアップしてみました!
1. あなたの好みはどれ? 本当に使えるリップペンシル6選
リップライナーには、シャープナーで削るペンシルタイプ、くり出し式のペンシルタイプ、ちょっと太めのクレヨンタイプなどがあります。ペンシルタイプのメリットは、芯が細くて柔らかすぎないため、安定した繊細なラインが描きやすい点。
では、「発色」「コスパ」「モチ」の3つの観点から、おすすめのリップペンシルをご紹介します。
発色のよさを重視する方にはコレ!
■M・A・C リップ ペンシル(M・A・C)
2,400円(税抜)公式サイト
全34色から選べる、発色のいいリップペンシルシリーズ。
柔らかすぎず折れにくいのに、なめらかで伸びがいい、とっても使いやすいペンシルです。ナチュラルメイクのアクセントに使って抜け感をつくるなら、「バーガンディ」や「フォロー ユア ハート」。
よりナチュラル寄りにしてヌーディな口もとに仕上げるなら、「イン シンク」や「ネイキッド ライナー」がおすすめ。
■シャネル ル クレイヨン レーヴル(シャネル)
2,900円(税抜)公式サイト
こちらも、発色がよく落ちにくい人気のシリーズ。
芯は若干柔らかめでするすると描けます。ペンシルの反対側にはブラシが付属されており、唇全体にペンシルを塗ってブラシでぼかせば、セミマットな唇に仕上がります。専用シャープナーがついているのも嬉しい!
コスパを重視する方にはコレ!
■セザンヌ リップペンシル(セザンヌ化粧品)
380円(税抜)公式サイト
ワンコインでお釣りがくる、ビギナーさんにおすすめのリップペンシル。リーズナブルなのになめらかで描きやすく、保湿成分のローズマリーエキスまで配合されています。
上品な口もとに仕上げたいなら、ゴールドパール配合の「コーラル・ベージュ系」「ピンク系」。発色のよさを求めるなら、マットタイプの「ローズ・レッド系」をチョイスして。
■ちふれ リップ ライナー(ちふれ化粧品)
500円(税抜)公式サイト
削るのが面倒な方でも気軽に使える、くり出し式。
するすると描けてにじみにくいです。顔なじみのいい落ち着いた色合いがメインなので、ビジネスやフォーマルなシーンにも◎。
アルコールやパラベンは不使用で、敏感肌でも安心して使えます。
モチのよさを重視する方にはコレ!
■キスミーフェルム リップライナー(伊勢半)
600円(税抜)公式サイト
「とにかく落ちない!」と口コミで大好評なのがこちら。
時間が経っても落ちたりヨレたりしにくく、美容液成分が入っているため乾燥もしにくい1本です。しかも便利なくり出し式でこのお値段、優秀すぎます!
■マキアージュ スムーズ&ステイリップライナー N(資生堂)
カートリッジ 900円(税抜)/ホルダー 1,500円(税抜)公式サイト
色・つや・立体感が6時間持続するという結果が証明されている、落ちにくいリップライナー。手持ちの口紅やグロスになじみやすい、使い勝手のいいカラーバリエーションです。
ホルダーを購入すればあとはカートリッジを買い替えるだけなので、経済的にも嬉しい1本。
2. 唇の印象がガラッと変わる! リップペンシルの使い方
リップペンシルの使い方
- ① まずは、左右どちらかの上唇の輪郭から。口角から中心まで一気に描くのではなく、ちょうど山になっている部分だけを、外側から中心に向かって描きます。
- ② 反対側の山なり部分も同じように描きます。
- ③ 下唇の輪郭を描きます。これも一気に全部描くのではなく、まずは真ん中あたりの底辺だけ。
- ④ 上唇の口角から、①で描いた山に向かってラインを引いてつなげます。
- ⑤ 反対側も同じようにしてつなげます。
- ⑥ 下唇の口角から、③で描いた底辺に向かってラインを引いてつなげます。
- ⑦ 反対側も同じようにしてつなげます。
- ⑧ 口を開けて、口角の隙間を埋めます。
- ⑨ ライン全体を内側にぼかし、唇になじませます。
- ⑩ 口紅やグロスを塗ってできあがり。マットに仕上げたいときは、ペンシルを全体に塗ってぼかしてもOK。
はみ出してしまったときは…
色を落とそうとしてこすると、逆に肌に定着して落ちにくくなります。はみ出した部分にリップクリームを塗り、ティッシュで優しくオフしてください。
キレイに仕上げるためのひと手間
リップペンシルを引く前に、口角のまわりや下唇の境目をコンシーラーで整えておくと、唇がぼやけた印象にならずキリッと締まります。
輪郭全体をコンシーラーでぼかし、本来の輪郭より外側にラインを引けば、ぷっくりとしたリップメイクに。反対に、本来よりやや内側にラインを引くと、唇のボリューム感が抑えられシャープな印象に仕上がります。
3. リップペンシルのかしこい色選び
ブランドによってさまざまなカラーバリエーションがあるリップペンシル。どの色を選べばいいのか迷ってしまいますよね。ここでは色選びのコツについてご紹介していきます。
色選びの基本
まずは、手持ちの口紅や、リップペンシルに合わせたい口紅の色をチェック。
それに近い色、もしくはそれよりも若干濃い色のリップペンシルを選ぶと、輪郭をくっきりキレイに見せることができます。
手持ちの口紅の発色を高めたいときは…
口紅に近い色のリップペンシルを選び、輪郭+唇全体に塗ります。
その上に口紅を塗ると、色が重なって発色のよさがアップ!
手持ちの口紅の発色を抑えたいときは…
新しい口紅を買ってみたはいいけれど派手すぎて使えなかったり、なんだかくすんで見えたり…ということもありますよね。
そんなときは、ピンクベージュ系のリップペンシルを唇全体に塗ってから、口紅を塗ってみてください。濃すぎる色が抑えられたり、肌なじみのいい色になったりと、口紅の印象が変わるんです。
これでポーチの奥底に眠っている口紅がよみがえるかも!
4. まとめ
いまやメイクアイテムの定番となっているリップペンシル。
1本あるだけで唇の印象が大きく変わり、リップメイクのモチも格段にアップするので、シーンによってかしこく取り入れたいアイテムです。
発色がよくキレイに仕上がるもの、コスパ抜群でビギナーさんにもトライしやすいもの、モチがよく化粧直しする手間がかからないものなど、商品によって特徴はさまざま。カラーバリエーションも豊富にあります。
どんなリップメイクに挑戦してみたいか、どんな唇を演出したいかに応じて、ベストな1本を見つけてくださいね!