髪の毛は体の中でも臭いが移りやすいので、タバコや焼肉屋さんの臭いが気になった時ってありますよね。さらには、外側からの移り臭いではなく頭皮自体悪臭を放ってしまうことだってあるんです。
『なんか臭い』と思われてはイメージは大ダメージ。今回は髪の毛が臭くなってしまう原因とおすすめの対策方法を解説していきます。
1.髪の毛に臭いが移ってしまうよくある出来事
髪の毛って思った以上に臭いが移りやすいパーツ。日常の中で髪の毛に臭いがつきやすい場所をまとめてみました。
①煙もくもくのお店で食事をした時
焼肉店やジンギスカン焼き鳥店など、煙がもくもくと出てしまうお店は、髪や洋服に、においが移りがちです。お店によっては煙が出ないような仕様になっている場所もありますが、もくもくなお店の名店も少なくありません。
コートやお店側で預かってもらえる場合もあり、臭いがつくのを避けられますが、髪の毛はそうはいきません。美味しいの代償として臭い移りしてしまいます。
②喫煙場所へ行った時
自分がタバコを吸うか吸わないかに限らず、喫煙できる場所へ行くことってありますよね。最近は電子タバコも流通してはいますが、まだまだ元来のタバコを吸っている愛煙家も少なくありません。
タバコを普段吸わない人は、タバコの臭いが髪の毛からしたらすぐに気づくしちょっと気分も良くありません。
普段からタバコを吸う人は髪の毛にタバコの臭いが漂っていてもあまり気にしない、または気づかないなんてこともあります。
③カラーリング・パーマをした時
美容室でも自宅でも、薬剤を使って行うカラーリングやパーマをした時、薬剤の臭いがなかなか落ちない場合があります。
不快な臭いまではいきませんが、薬剤独特のにおいなので気になってしまいます。
髪の毛に臭いがうつってしまう気になる場面は3つです。いずれもお風呂に入って髪を洗えば改善することができます。しかし、外側からの臭いが髪に移ってしまう以外に『髪の毛が臭い』と感じたことはありませんか?
それは体の内側に原因があるのかもしれません。髪の毛が臭くなってしまう理由を臭い移り以外で探してみました。
2.髪の毛が臭くなってしまう理由
臭い移り以外での髪が臭くなる原因は自分自身の行動に原因があることが多いようです。
①髪の毛が洗った後生乾きのまま放置している
髪の毛を洗った後、ドライヤーを使わずにそのまま放置することが習慣になっている方は、髪の毛が臭いかもしれません。
髪の毛・頭皮に必要ない雑菌が繁殖するからくさい
とりわけ髪の長い方に多いのですが、髪をドライヤーで乾かさずに自然乾燥に任せると生乾きの頭皮に雑菌が繁殖します。
この菌は常在菌なのですが、自然乾燥をしたり、生乾きの状態の時、異常に繁殖し、『臭いにおい』の原因になってしまうのです。
②基本シャワーで湯船には入らない
毎日のお風呂をシャワーで完了してはいませんか?それだと体の中の老廃物が溜まってしまう原因になり体臭が臭くなると同時に髪の毛も臭ってしまうんです。
老廃物が出ていきにくいので髪の毛・頭皮がくさい
湯船に浸からないと血流の促進を促せないので老廃物がたまりやすくなってしまうんです。
体内の栄養も老廃物も全て血管を通っっているので、シャワーだけで済ますのはとてももったいないです。全身を温める湯船に入る回数を増やしてみましょう。
血管の中には血液や酸素以外にも老廃物や栄養などが行き来しています。血管循環が悪くなると栄養が行き届かず、老廃物は溜まって行く一方なんです。血管が早く老けてしまい、その影響は髪や頭皮にも出てきます。
血流を改善することにつながるので入浴することがおすすめ。
③日常的にストレスでイライラしている
ストレスと髪の毛の臭いって関係ないと感じがちですが、実はストレスを抱えている人の髪の毛は臭くなってしまうことがあるんです。
ストレスで男性ホルモンが余分に分泌し髪の毛がくさい
イライラした日こそきちんと髪の毛を洗ってあげましょう。ストレスでイライラすると男性ホルモンが多く分泌、頭皮がべたついてしまいます。しっかりと正しいシャンプーの仕方で洗ってあげないとにおいの原因になってしまうのです。
普通に生活をしているだけでも髪の毛が臭くなってしまうことがあるんですね。対策方法としては入浴して正しくシャンプーを行うことがおすすめ。次項では髪の毛が臭いと感じた時の対策方法を具体的に解説していきます。
3.臭い髪の毛を改善するシャンプー時にするべき5つのポイント
同じシャンプーを使っていても洗いかたが違うだけで頭皮のにおい改善や髪のツヤに差が出ます。今更と感じるかもしれませんが、嫌なにおいを根本から撃退できるシャンプーのポイントをまとめました。
①シャンプー前の予洗いをマッサージ付きでする
予洗いをせずにいきなりシャンプーを頭皮につけていませんか?予洗いをすることで、頭皮の汚れをあらかじめ落とすことができ、頭皮マッサージをする時間に当てることができます。
頭皮と髪全体を濡らしてからシャンプーをすることは頭皮へのダメージを軽減することにもつながるのです。
②シャンプーは必ず泡だててから使う
シャンプーをテクスチャーのまま頭皮につけてそこで泡だてている場合、頭皮への刺激になってしまうのと髪へも摩擦となりダメージの原因に。シャンプーは泡だててから使うのを基本としましょう。
③ゴシゴシ洗うのではなく揉み出すように洗う
予洗いをしっかりしていれば大体の汚れは落ちているので、シャンプー時にゴシゴシ洗うのではなく頭の頭頂部に向かって下から上に揉むように洗うのがおすすめ。
④トリートメントは頭皮につけない
トリートメントは髪自体に効果をはっきするものなので頭皮につける必要はありません。耳から下の髪に優しくつけるようにしましょう。
⑤自然乾燥で髪を乾かしてははだめ
濡れた髪はドライヤーを使って乾かさないとキューティクルが開いてパサパサになってしまいます。ドライやで髪が乾燥しそうというイメージもあるかもしれませんが、自然乾燥の方がよくありませんし頭皮も臭くなる原因のひとつです。
どんなに高級なシャンプーや厳選して選んだシャンプーを使っていたとしても、解説した5つのポイントをないがしろにしていては髪の毛は臭くなってしまうのです。
今日からできるちょっとしたポイントですのでぜひ試してみてください。
6.まとめ
外からのにおいが髪の毛についてしまっても、生活習慣で髪の毛が臭くなってしまっても改善方法は同じで正しくシャンプーを行うことです。シャンプー自体の効果をアップすることも期待できるのでぜひ役立ててください。