ヘアカラーのカラー幅ってかなり増えましたよね。ブリーチが盛んになり、発色のいい色が出しやすくなったことで原色のようなピンクや緑、赤なんかも人気。
ですが、学生だったり仕事環境によって髪の色を染めることができない人って多いのが社会の常。
でも、『一度は髪を金髪にしてみたい!』願望ってありませんか?それなら期間限定、一日限りでもOKのヘアカラーワックスがおすすめ。
美容院に行かなくともあらゆるカラーに髪色をチェンジして楽しむことができるアイテムがあるんです。
ハロウィンやイベントに合わせて使うのがおすすめ!そんなヘアカラーワックスの使い方を紹介していきます。
1.ヘアカラーワックスとは
カラー剤が混ぜられたヘアワックスのことで、ワックスの持つスタイリングと、ヘアカラーが同時にできる2WAYアイテム。
実際の髪を脱色したり染めたりするわけではなく、ワックスがついている箇所だけ、さらにはワックスを取るまでカラーリングすることができるので、即効性のあるカラーとしてつけたその日だけカラーを施した髪を楽しむことができます。
2.基本的なヘアカラーワックスの使い方5ステップ
STEP1|ワックスを指にとります初めは100円玉ぐらいの大きさで試していきましょう。
髪が濡れている場合はドライヤーでしっかり乾かしてからカラーワックスを使っていきます。
不器用な方は、前ボタンの洋服を着て置くと頭を通さずに着替えることができます、近くに汚れてもいいタオルなんかを用意して置くことでいざという時にカラーワックスを拭き取ることができます。
初めは直接指でワックスを取ります。だいたい100円玉ぐらいからはじめるといいですよ。ワックスはすぐに乾いていくので取りすぎには注意。
STEP2|手のひらで伸ばして軽く髪につける
手のひら全体にカラーワックスを伸ばしてなじませたあと、軽く髪の毛を触るようにワックスをつけていきます。
この時頭皮や根元からではなく髪の毛の毛先や表面から撫でるようにつけましょう。髪の流れに沿って全体的に色がなじむように広げていきます。なんども優しく撫でていくのがムラができないコツです。
STEP3|もう一度ワックスを手の平になじませ全体につけていく
毛髪の量にもよりますが、ワックスをもう一度取り全体的に色をなじませていきます。今度は毛先以外の根元なんかにも広げていきます。理想の色味によって3回から4回カラーワックスを重ねてください。
STEP4|スタイリングを整える
カラーワックスはワックスの特徴もあるのでこの時にスタイリングを整えます。毛先の方向や全体のぐわっとした感じを整えていきましょう。
STEP5|30分は放置、乾いたら完成!
ワックスはブランドにもよりますが30分ぐらい放置すれば乾きます。仕上がりの色や使用感は個人差がありますが乾いたら完成です!手についたワックスは石鹸で洗います。
オフする時|シャンプーや石鹸で落とせる
カラーワックスを存分に楽しんだあと、オフの方法は普通のシャンプーと同じ要領です。色残しがないようにいつもよりしっかりすすいでください。しっかり落とさないとバスタオルに色がついてしまいます。
3.カラーワックスにある7つのメリット
カラーワックスを使うことで実際の美容室で染めるよりもどんなメリットがあるのか、まずは理解してそのあとデメリットもまとめていきます。
メリット①美容室に行かずともカラーができるので時間がかからない
カラーワックスで髪を染めるので美容室への予約は必要ありません。
自分の好きな時間にできてかつ、ショートカットぐらいの毛先ならば個人差はありますが、1時間かからずに結構な明るい色を入れることができちゃいます。
メリット②ブリーチをしなくていいのでコストが断然かからない!
カラーワックスを使いたいと考える方の多くは、自然なブラウンというよりも、金髪やシルバーなどの個性的で発色の良いカラーにしたいという方が多いです。
実際、そのような発色のいいカラーにしたい場合一度ブリーチをして髪の黒の色素を抜いた上でカラーを入れて行かなければなりません。
実際体験した方ならわかると思うのですが、このブリーチ、美容室で行うと1時間〜2時間かかり料金も1万円以上は当たり前です。
それに変わってカラーワックスのはだいたい3000円〜5000円なのでかなり安いです。
メリット③ブリーチをしないので髪の負担がまだ軽い
発色のいいカラーリングを実際に施すには、ブリーチが必須です。発色のいいカラーリングとは例えば金髪だとしましょう。
実際に生えている人の黒色の組織をブリーチという薬剤を使うことで抜くんです。この薬剤は非常に髪を痛めるので美髪要素であるキューティクルが全て無くなります。髪を傷めないブリーチは、この世にはまだありません。
その点ではカラーワックスはまだ、ましです。全く傷めないということはありませんが、カラーワックスは長期間つけることもできないので負担は少ないと言えます。
メリット④カラーが豊富なので自由に好きな色を選べる
カラーワックスの色の種類はとっても豊富です。同じブランドであれば混ぜて自分だけの色を作ることもできます。
出典:aliexpress
普段美容室ではオーダーしにくい色もヘアカラーワックスならばチャレンジしてみよう!となるので違った印象の自分を見つけることができますよ。
現在売られているものの中でも人気のものは、金髪になるようなイエロー系統・シルバー系統・ピンク系統・グリーン系統なんかがレギュラーカラーとしてどこのブランドからも発売しているようです。
メリット⑤イベントで盛り上がる!友達に注目されるかも
せっかく個性的なカラーを施せるので、大勢が集まるイベントになんかぴったり!コスプレちっくに合わせてもいいですし、普段あっている友達からも注目されるかもしれません。
自由なカラーリングは気分を楽しく盛り上げてくれます。イベントにはぴったりですよ!
メリット⑥落としたい時に落とせる
即効性が特徴のカラーワックスは、落とすのもすぐです。落としたい時に髪を洗う用途で色を落とすことができます。ただ髪質によっては落ちにくいこともあるので気をつけてくださいね。
カラーの持続性はブランドにもよるのですが個人的には、就寝や髪への負担があるので1日、髪を洗う時に綺麗にオフしたほうが頭も清潔なのでおすすめ。
メリット⑦好きなカラーを見つけられれば、もっと自分を好きになれるかも
ヘアカラーを楽しむことで、これまで似合わないと思っていたファッションを着こなせたり、気分が変わり性格が明るくなったり表情が柔らかくなったりということが人にはあります。
カラーリングをすることで性格までも変わっちゃうなんてひともいるんですよ。絶対にというわけではありませんが、表に出しにくかった内側の何かを解放するきっかけにはなりやすいです。
髪色を変えることは個性や自己表現のひとつ。そして見た目が変わるので周りからもあからさまにわかりやすい変化。自分らしさを表現する一つの手段なので上手に活用するのはアリです。
カラーワックスをまだ使ったことがなく、これから使いたいと考えている方に伝えたいメリットは7つです。しかしいいことばかりではありません、デメリットもしっかりわかった上で使うべきか判断していきましょう。
4.即効性カラーワックスの6つのデメリット
楽しくて自由なものにはそうで内面もあります。デメリットはしっかり理解しておきましょう。
デメリット①自分でやるので上手にできない時がある
カラーワックスは自分で行えることがメリットなのですが。不器用な方にとっては仕上がりにはムラがあります。また自分一人で行うので、襟足や頭頂部など見えない箇所は上手にできない可能性は十分ありますよね。
カラーワックスの仕様は難しくないのですが、自分の髪質やくせ、色の分析を行なっていないので髪に個人差があるぶん仕上がりも個人差があります。
初めは失敗覚悟で行なったほうが無難です。
デメリット②カラーワックスは時間との勝負
カラーワックスは時間がたつと乾いていきます。なので手際よくやらないと色むらになったりだいたい色より濃くなってしまったりすることがあります。
もちろん洗い流してもう一度やり直すこともできますが、失敗したカラーワックスを洗い、乾かしてまた一からやるのも何回もだとさすがに疲れますよね。
ワックスが乾ききる前に均一に髪に伸ばすのが上手に仕上げるこつ!時間との勝負なのです。
デメリット③カラーワックスの蓋を閉め忘れると使えなくなる
カラーワックスは乾きやすいテクスチャーです。
うっかり蓋を閉め忘れたりしっかり閉めないと乾いてしまって使えなくなります。ワックスにしては3000円と安くないので、ラップなんかを用意するのが乾かせないポイントでもあります。
デメリット④洋服についたり、顔に塗料がつく不安がある
カラーワックスが髪以外につきやすい場所がいくつかあります。
- 髪の生え際
- 襟足
- 洋服のえり
- 袖
- 耳
- うっかり寄っかかってしまった壁
- お気に入りの洋服
カラーワックスは乾くまでに時間がかかります。その際に髪以外にカラーテクスチャーがうっかりついてしまうともちろん色がついてしまいます。そういった時に限ってお気に入りの洋服についてしまったりするものです。
初めのうちは汚れてもいい洋服にしたり、うっかり頭を乗せないようにしましょう。洗濯すれば落ちるとはいえ、面倒なことは確かです。
デメリット⑤水に弱いので雨の日・汗をかくようなシーンには向いていない
カラーワックスは石鹸やシャンプーなど洗浄力があるもので落としていくのですが、水自体でも落ちていきます。なので雨の日や、プール・海・汗を掻くスポーツをするときなどには向いていません。
デメリット⑥帽子・ヘアアクセ・ヘッドセットがつけられない
絶対とはいいませんが、カラーワックスの色が映らないとは限らないので、帽子やヘアアクセ、ヘッドセットはおすすめしません。ヘアアレンジしたい時は使い捨てできるものや洗ってもいいものにしましょう。
ヘッドセットなんかは水洗いできない安いものでもないので避けたほうがいいでしょう。
ここまでがヘアカラーワックスのデメリットです。デメリットはあらかじめわかっていれば避けたり対策を考えて置くことができます。そうすることでカラーワックスをもっと楽しむことができますよ。
5.日本で売れているおすすめのカラーワックス3選
ヴィレッジバンガードで売ってる!シャンプーで落とせるワンデイタイプのモテワックス
ヴィレッジヴァンガード以外だと東急ハンズ、ロフトでもゲットできます。店舗によっては扱っていない色や売り切れもあるようなので通販だと確実です。
1200円(税別) 出典:Amazon
色もしっかりついて、パッケージの印象と違ってベタ塗りっぽくならないのでおしゃれな感じになります。チューブタイプなのでフタ付きのものより使いやすいです。
マニパニの愛称でファン急増!マニックパックカラークリーム
レディーガガ・リアーナなどのファッションアイコンが使用しているマニックパックカラークリームは世界的に人気アイテム。
出典:Instagram
蛍光塗料タイプ1500円から 出典:Amazon
ハロウィンに合わせて暗闇でひかる発色タイプのカラークリームもあります。発色のよさと、48種類以上の豊富なカラーバリエーションでカラーリング上級者仕様のアイテムなので本格派の人におすすめです。
発色がすごい!スポーツイベント推しのエマジニーカラーワックス
発色がすごい!と口コミで評判のエマジニーカラーワックスは、野球・サッカーのイベントをターゲットにしたアイテムもあるブランド。
出典:公式サイト
スポーツチームにはそれぞれトレンドカラーが設定されていることがあるのでそれを狙ってカラーリングを楽しみスタイリングをバッチリ決めるとテンションは格段に上がりますよね!ファンの中でも結束感がいつもり強くなったりするかもしれません。
6.まとめ
カラーもできてスタイリングも楽しめて当日限定!なんていつもと違う自分に変身できるみたいでちょっと楽しみが増えますよね。