一度白髪ができると、いつまでも気になってしまうもの。美容院に行って染めてもらうのが一番キレイに染まりますが、お店で染めてもらうほどの量じゃなかったり、通い続けるのが金銭的に難しかったりすることってありますよね。また、毎回カラーリングすると髪が傷んでしまうので心配…という方もいることでしょう。
今回は「自分で白髪を染めたい」「髪を傷めずに染め直したい」という方のために、白髪用のカラートリートメントをオススメしたいと思います。
カラートリートメントとは、ヘアマニキュアなどに分類されるもので、髪の毛の表面に色素を付着・浸透させて徐々に内部に色をつけていくという仕組みのものを指します。一般的なヘアカラーなどと違い、キューティクルを開かないため、髪を傷めずに色をつけることができるんです。
この記事では、オススメの白髪用カラートリートメントの紹介から、染まらないときの対処法などもお伝えしていきます。初めてカラートリートメントを使う方に役立つ情報をお送りしていきますので、最後までお付き合いください!
1.おすすめの白髪用カラートリートメントをご紹介
白髪用のカラートリートメントは数多くの種類がありますが、ここでは髪色・髪質・肌質別にオススメの商品をご紹介していきます。
◎黒髪
もともとの髪の色が黒い方ほど、白髪ができると目立って気になってしまいますよね。ただ、カラートリートメントは脱色をしないため、黒色から明るい色に染めることはできません。
白髪を染めた部分が本来の髪の色と浮かないように、できるかぎりご自身の髪の色に近い黒色を選ぶことがポイントです。
★POLA グローイングショットカラートリートメント
- メーカー:POLA
- 容量:200g
- 価格:3,132円(税込)
色を染めるだけでなく、髪のダメージを補修する役割も持つカラートリートメントです。ポーラオリジナル美容成分である黒米エキスを配合しているため、艶やかな黒髪を演出します。
シャンプー後、タオルで髪の水分を拭き取り、適量を髪全体に馴染ませるだけ。5分ほど塗布した後、よくすすぎましょう。カンタンステップだから、日頃のケアにあわせて続けやすいのが特徴です。
◎茶髪
もともと茶色がかった髪や明るい色に染めている方は、できるかぎりその髪色に近い色か、もしくは少し濃いものを選ぶと、髪の毛全体的に色づきやすく不自然さが薄れます。
★エブリカラートリートメント
- メーカー:アンナドンナ
- 容量:160g
- 価格:1,400円(税抜)
エブリカラートリートメントは、ブラウン、グレー、レッド、ピンク、ブルー、パープルなど多色展開を行なっています。色をかけあわせて、自分の好みにあわせた色をつくれるのがうれしいポイント。シャンプー後のタオルドライの状態の髪に塗布するため、入浴タイムに使える便利なアイテムです。
◎硬く太い髪
硬く太い髪質の方は、一本白髪があるだけでも目立ってしまいやすいという特徴があります。しっかりと染まるような工夫をしているカラートリートメントを選ぶのが良いでしょう。
★へアカラートリートメント
- メーカー:綺和美
- 容量:150mg
- 価格:4,980円(税込)
クチコミランキングでも上位に入るカラートリートメントです。無添加・ノンシリコンにこだわっており、髪と頭皮に優しいのがポイント。乾いた髪に30分〜1時間しっかりと馴染ませるのが一般的な使い方ですが、事前にノンシリコンシャンプーで洗髪しておくと、より髪が染まりやすい状態になります。液だれしにくいクリームタイプのため安心して使えます。
◎柔らかい細い髪
柔らかな細い髪の方は、その髪質から髪が傷んでいるという印象を与えやすいです。髪が染まるだけではなく、髪の傷みもカバーできるカラートリートメントを選びましょう。
★キラリ カラートリートメントムース
- メーカー:ナノエッグ
- 容量:150g
- 価格:3,456円(税込)
数ある製品の中でもめずらしい泡のカラートリートメントです。独自の毛髪浸透技術を活かした泡が髪の毛の一本一本すみずみまでしみ込むような仕様になっています。また浸透保湿の役割を持つヘアキューブをはじめ、パンテノール、水添ナタネ油アルコール、8種のアミノ酸などを配合。染めるだけでなく、髪のダメージも和らげてくれるという特徴があります。
◎敏感肌
薬剤やカラーリング中、頭皮がピリピリした経験はありませんか? そのピリピリやかゆみは化学物質によってもたらされている可能性があります。髪だけでなく頭皮にも優しい成分を使ったカラートリートメントを選んだほうが良いでしょう。
※ただし、かならずかぶれないということはありませんので、ご使用の前にはかならずパッチテストを行ないましょう。
★レフィーネ ヘッドスパ トリートメントカラー
- メーカー:レフィーネ
- 容量:300g
- 価格:3,394円(税込)
白髪染めにヘッドスパとしての効果をプラスしたトリートメントカラーです。植物由来の天然染料だけでなく、頭皮に最適な成分を配合しています。
乾いた髪もしくはシャンプー後のタオルドライの髪にムラなくクリームを塗った後は、しっかりと頭皮マッサージを行ないましょう。ただ髪を染めるだけでなく、癒されるひとときをつくりだしてくれるアイテムです。
2.染まらないときの対処法
カラートリートメントは脱色させて染めあげるヘアカラーとは違い、毛髪の表面に色素を吸着・浸透させていくものです。
そのため、一度の使用だけでは染まりにくく、何度か繰り返し使用することで色がついていくメカニズムになっています。この項では「1回目使用してみたけどうまく染まらなかった」という場合に向けて、2回目以降どのように対処したらいいのかについてお伝えしていきます。
2-1.塗布時間を伸ばしてみる
製品に記載された目安時間を守ってカラートリートメントを塗布したけど色がつかないという場合、2回目以降は髪の毛への塗布時間を伸ばしてみてください。通常よりも5分~10分程度長く塗布しておくと染まりやすくなります。
2-2.シャンプー前の乾いた髪の状態で使う
シャンプー後のタオルドライ状態で使用していた場合、2回目はシャンプー前の完全に乾いた状態の髪に塗布するようにしましょう。乾いた髪に使ったほうが、染料の濃度が薄まらないため染まりやすくなる可能性があります。
2-3.シャワーキャップをかぶる
カラートリートメントを塗った後、シャワーキャップをかぶったまま湯船につかりましょう。温められることで染め上がりに違いがでることがあります。シャワーキャップがない場合は、ラップで髪を包むのもOKです。
3.白髪用と通常用のカラートリートメントの違い
ちなみに、白髪用のカラートリートメントと通常用のカラートリートメントの違いについてですが、ほとんどのカラートリートメントは白髪染めにも対応しています。
ただ、たまにブリーチやカラーリングで傷んだ髪のみに対して効力を発揮するカラートリートメントもあるようです。そのような製品では白髪はほんのりと色づく程度ですので、購入する際には注意が必要になります。
4.まとめ
いかがでしたか? 白髪用のカラートリートメントやうまく塗る方法などについてお伝えしてきました。
リーズナブルなカラートリートメントは、日常のケアにも取り入れやすいのが魅力。自分の髪の悩みを解決できるカラートリートメントを見つけて、白髪のないツヤ髪を取り戻しましょう!