眉間のしわは、顔の中央にできるため、目立ちやすいもの。そのうえ、マイナスの感情が現れる部分なので、近寄りがたい印象を与えてしまうこともあります。
美容面だけではなく、第1印象も左右してしまうので、眉間のしわはしっかりケアしておきたいもの。毎日できるセルフケアで、眉間をほぐして、いつでも明るい表情を手に入れましょう。
1.眉間のしわ改善方法
眉間のしわは、スキンケアだけではなく、普段の表情に要因があります。PCやスマフォで使いっぱなしの目元や、ストレスの影響で眉間にしわが寄ってしまうことが大きな問題です。
スキンケア+眉間のセルフマッサージで1日の疲れを残さないようにすることが、改善への近道!
1-1.スキンケア
眉間のしわが気になってきたら、毎日のお手入れにしわ用のリンクルクリームをプラスしましょう。目元・口元用のものでも構いません。
美容液タイプのものは、ベタつきがなく、ハリを持たせる効果があるのでメイク前にもOKです。クリームタイプは乾燥を防ぎ、じっくり働きかける効果があります。使用感で選ぶと良いでしょう。
1-2.セルフマッサージ
眉間のしわをケアするには、毎日のセルフマッサージも有効です。こわばりやすい眉間と眉付近をほぐして、しわが深くなるのを防いでいきましょう。
しわ部分は、アイロンをかけるようにのばすことがコツです。リンクルクリームや美容液をつけながら、スキンケアの延長で行うのがおススメ。 眉間マッサージ方法のやり方を解説します。
1.眉を人差し指と中指でつまんで、眉頭~眉尻までタッピングしていく。3セットが目安です。2.中指と薬指を合わせ「×」を描くように、眉間を交互に引き上げていく。10セットほど行う。
出典:アンチエイジング総研
1-3.専用器具を使う
眉間のしわに特化した美容器具を用いて、物理的にケアする方法もあります。多いのはシリコン製の吸盤タイプで、眉間に直接貼り付け、上に吸い上げることで、しわの部分をふっくらさせるもの。
使用感は個人差がありますが、寝る前に2~3分貼るだけなので手軽です。気になる人は試してもいいかも?!
参考商品:リンクルバキューム
出典:セシール
価格:1,598円(税込) メーカー:コモライフ
2.眉間のしわができる原因
ストレスや目元の使い過ぎにより、眉間のしわは深くなっていきます。知らず知らずのうちに、負荷が大きくなっていくので、意識的に目を休ませたり、休憩をとるようにしましょう。ストレスを感じている人は、趣味や遊びで発散する時間をつくりましょう。
2-1.表情・ストレス
眉間のしわが深くなる1番の原因は、表情グセです。困り顔や、怒った表情をしていることが多いと、自然と眉間にしわが寄りますよね。愚痴や不満を言っているときも同じです。
何かしらストレスを抱えていると、寝ている時も無意識に眉間にしわを寄せていることが増えていきます。ストレスの自覚がある人は、1日のうちにリラックスタイムを設け、笑ったり、ホッとできる時間をつくりましょう。
2-2.眼精疲労・視力
パソコンやスマートフォン、タブレットなど、画面を見ている時間が多い現代女性は、目元に大きな負担がかかっています。毎日のことなので、眼精疲労が慢性化していることも…。
目を細めたり、画面に顔を近づけてみていると、眉間や額にしわがより、徐々に深くなっていきます。度が合わないメガネ、コンタクトを使い続けている、また視力矯正をしていない場合も同様です。
2-3.乾燥・角質肥厚
もともと皮脂分泌が多い眉間は、毛穴の汚れが溜まりやすく、黒ずみや角質肥厚が発生しやすい部分です。過剰皮脂による毛穴詰まりが進むと、角質が厚くなり、ざらつきやごわつきが気になるようになります。
そうなると、化粧品の浸透も悪くなり、しわも徐々に深くなっていきます。保湿ケアも重要ですが、Tゾーンの毛穴・角質ケアも定期的に行うと良いでしょう。
3.すぐにできる!眉間のしわ対策
仕事・勉強中に「目元が疲れたな」という時や、集中して眉間に力が入ってしまった場合は、ツボ押しや簡単エクササイズでリフレッシュしましょう。その場ですぐにできるので、簡単ですよ!
3-1.ツボ押し
仕事や勉強の合間に、すぐに実践できるのがツボ押しです。眉頭にあるツボの「さんちく」は、眼精疲労をやわらげる効果があります。
出典: Pleure
指の腹をつかい、やさしくプッシュしましょう。眉間のしわ対策にも良いとされています。
3-2.簡単エクササイズ
目元に疲れを感じたら、「目をギュッとつぶってパッと開く」を5回ほど繰り返しましょう。血流が良くなるので、スッキリします。場所も問わず、気になった時にいつでもできるエクササイズです。
4.眉間のしわカバー方法
なかなか消えない眉間のしわは、ベースメイクでカバーしてしまいましょう。
ポイントはファンデを塗りこめるのではなく、光を利用してしわ部分の溝をとばしてしまうこと。自然な印象をキープしつつ、カモフラージュすることができます。
4-1.コンシーラー
出典:ハウコレ
目立っている眉間のしわには、ライトカラーのコンシーラー使いが有効です。リキッドファンデのあと、リキッドタイプのコンシーラーをTゾーンに伸ばし、叩きこんで密着させてましょう。
肌よりもワントーン明るい色を選ぶことで、しわの溝部分をカバーすることができます。目の下にも使えるので、目元回りのトーンアップにも使えます。
4-2.ハイライトパウダー
出典:Hapicana
夕方のメイク直しには、ハイライトパウダーが活躍します。ポイントは、ブラシで眉間のシワに直接ふわっといれること!ややパールが入ったパウダーなら、ソフトフォーカス効果でさりげなく、しわをカバーすることができます。
真っ白のパウダーは、浮いてしまうことがあるので、ピンクやイエローのカラーパウダーがベスト。
5.眉間のしわを改善した方が良い理由
眉間のしわを改善すると、第1印象もアップして、目元もパッチリして見えます。美人度をアゲるためにも、眉間のしわ対策はお早めに!
5-1.明るく見える
眉間のシワがないと、顔全体が明るく見え、親しみやすい雰囲気になれます。正面から見た時に真っ先に目が行く部分なので、機嫌が良さそうに見えます。メイクでハイライトカラーをプラスしておくと、さらに顔全体が明るく見えます。
5-2.目が大きく見える
眉間にしわが寄ると、まぶたもひっぱられてしまうため、目元が重く見えてしまいます。眉間にしわがなく、開いていると、目も大きく見えて美人度がUP。眉間にしわが寄りがちな人は、合わせて目元のストレッチもしておくと良いでしょう。
6.まとめ
目元や口元のしわは、「笑いジワ」とも言えますが、眉間のしわは「怒りジワ」と呼ばれてしまうことも…。眉間のしわのしで、普通にしていても不機嫌そうに見えてしまうのは悲しいですよね。毎日のお手入れを続けながら、なるべく笑顔でいる時間を増やすように心がけて!