シーズン毎にトレンドカラーや新しいテクスチャーが登場するアイシャドウは、見ているだけでもワクワクしますよね!使ったことのないカラーや初めての質感でも、基本の使い方をベースにすれば難なく使いこなすことができます。ワンパターンになりがちなアイメイクも、ちょい足しでアレンジすればメイクの幅がどんどん広がります。あなたを変える、アイシャドウ使いのヒントをお届けします!
1.基本のアイシャドウ塗り方
トレンドメイクの移り変わりは早いけれど、基本的なアイシャドウの使い方は変わりません。どんなアイシャドウパレットも、ベーシックな塗り方をおさえておけば迷わずキレイなアイメイクが完成します。作り込まないメイクが主流の今は、重ね塗りをしすぎないように注意しましょう。
1-1.アイシャドウパレットの基本
スタンダードなアイシャドウパレットは、同系色が3~4色セットされています。濃淡のグラデーションカラーにアクセントカラーやラメ入り、アイシャドウベースなどがセットされていることが多いでしょう。例えば、下の画像の場合は、右から順に使う事でブルーのグラデーションが完成します。さらに左のアクセントカラーを目の下や目尻に使うことでより印象的な目元に見せる事ができます。
- ①ハイライトカラー:眉の下や目頭、まぶた全体を明るく整える
- ②ミドルカラー:まぶた全体に立体感を出し、メインとなるカラー
- ③ダークカラー:締め色と呼ばれ、目のキワを引き締めたり、ライン代わりに使う
- ④アクセントカラー:アクセントをつけたい時、目尻や目の下、アイホールに使う。
1-2.基本の塗り方
アイシャドウパレットのメリットは、それだけでアイメイクが完成すること!計算されたカラーがセットになっているため、目の形に沿って塗るだけでバランスの良いアイメイクが叶います。シーンを選ばずに使える基本のブラウン系パレットは1つ持っておくと酔いでしょう。
どのパレットにも共通する基本の使い方をベースに、アクセントカラーなどを取り入れてアレンジしていきましょう。
- ミドルカラーをアイホールに塗る。アイシャドウブラシならふんわりムラなくつけることができます。
- 二重幅を目安に締め色をぼかす。チップで細く入れ、そのあとブラシでぼかすとナチュラルに。
- 眉下・頬骨の上にハイライトカラーを入れる。チップを使うとベタッとつくため、ブラシで入れる。
- アクセントカラーは、まぶたのカーブに沿ってニュアンス的に入れる。下まぶたのキワでもOK。
- 最後にアイライン&マスカラで引き締めれば基本のアイメイクの完成です。
2.アイシャドウの種類と使い方
アイシャドウはスタンダードなパレットタイプから、クリーム、ペンシルタイプなど種類も豊富。それぞれ特徴が異なり、仕上がりのイメージも大きく変わります。オンタイムはパウダーアイシャドウできちんと、休日はクリームアイシャドウでカジュアルになど、シーンに合わせて使い分けるのもおススメです。
2-1.アイシャドウパレット
同系色がセットされたアイシャドウパレットは、使い方次第で様々な印象が楽しめます。グラデーション塗りで深みのある目元も、単色使いでナチュラルメイクにも対応できます。肌馴染みのよいブラウン系が人気ですが、ピンク系・ゴールド系・スモーキーブラウンなどカラーバリエーションが豊富です。メイク初心者さんならナチュラルブラウン系の2~3色入りパレットが使いやすいでしょう。慣れてきたら、4色以上のパレットでニュアンスカラーを取り入れたアイメイクがおススメです。
2-2.クリーム・リキッドアイシャドウ
アイシャドウのヨレやパサつきが気になる人、ツヤ感を出したい人に向いているのがクリーム・リキッドアイシャドウです。まぶたにピタッとフィットするため、崩れにくく、しっとり感が持続します。指で薄くのばし、密着させることがポイントです。単品で使えばナチュラルなツヤのある目元に、同系色のアイシャドウを重ねれば、発色&化粧モチがUP!
2-3.単色アイシャドウ
アイシャドウパレットは使わない色が残ってしまう、アクセント用に使いたい色があるなど、必要なカラーのみ買えるのが単色アイシャドウの魅力です。基本のブラウンパレットを使ったアイメイクにパープル・ピンク・カーキ・ブルーなど、好みの色をアクセントカラーとして下まぶただけに使うのもオシャレです。
また、ベージュやオレンジブラウンの単色アイシャドウ使いは最旬のトレンドでもあります。上下のまぶたにふわっと入れるだけで、ナチュラルながらニュアンスのある目元になります。
2-4.ペンシルアイシャドウ
アクセントとしてアイライン代わりに、ぼかしてアイシャドウとしても使えるので時短メイク派さんにも人気です。パウダーアイシャドウよりも色がはっきりでるので、目のキワ~二重幅だけなどのポイント使いに向いています。カラーをポイントにしたい、オシャレ感をアピールしたい、そんな時には思い切った鮮やかカラーがおススメです。ウォータープルーフなどの落ちにくいタイプなら、スポーツやイベント時にも活躍します。
3.アイシャドウを塗るときに役立つアイテム
雑誌や口コミで評判の良いアイシャドウを使っているのに、キレイに仕上がらない…など、アイシャドウ使いがイマイチ上手くいかないという人は、つけ方に問題があるのかも。特に指だけ、チップだけでメイクしている人は要注意!ムラやヨレ、厚化粧に見える原因になっている可能性が大です。
アイシャドウを上手につけるには、部分別にブラシやチップを使い分けることがコツ。付属のチップやブラシは、携帯用のお直し用と割り切りましょう。
3-1.アイシャドウブラシ
アイシャドウをムラなく、キレイに入れるにはブラシ使いがマストです。特にアイホール(まぶた全体)やハイライトゾーンは、指やチップで入れるとムラ付きしやすく、ヨレの原因になります。その点アイシャドウブラシなら、ふんわりと色づくので、重ねづけしても厚ぼったくなく密着力もUP!
粉含みが良く、肌当たりのいいブラシを選ぶのが正解です。大小の2種類を揃えておくと、使い勝手がよく便利です。
3-2.チップ
目のキワ・目の下など細かい部分には、チップを活躍させましょう。涙袋部分やグラデーションのぼかし、アクセントカラーを入れる時に役立ちます。先端が細いタイプなら、締め色をアイラインのように入れることもできて便利です。チップは汚れやすいので、使った後はこまめに洗い、いつも清潔な状態にしておきましょう。
4.アイシャドウがメインの最旬メイクパターン
アイシャドウでくっきりグラデーションを作ったアイメイクはもう時代遅れ。憧れの芸能人達も顔立ちを活かしたアイシャドウ使いで、薄盛りメイクにシフトチェンジ中!派手ではないのに、目元を印象的に見せるアイメイクや、チークとリップのバランスも参考にしてみましょう。
4-1.愛され上品メイク:長澤まさみさん(女優)
出典:コフレドール公式サイト
どんな場面でも好感度の高いメイクを目指すなら、長澤まさみさんのナチュラル上品アイメイクがお手本になります。肌から浮かない中間色だけでまとめるのがポイントです。
定番のブラウンアイシャドウはシアーな発色の微粒子タイプを選ぶことで、さわやかな印象にまとまります。さらに涙袋部分には、ほんのりパールがかかったベージュカラーを使い、さりげなくデカ目効果をプラスしています。仕上げはブラウンのアイライン、1度塗りのマスカラ、ピンク系のチーク&リップでとことんソフトな印象に。
4-2.カジュアルリッチなフェミニンメイク:ローラさん(モデル)
出典:Visse公式
ちょっぴりモードで今っぽいアイメイクなら、ローラさんのようなソフトブラウンでの囲み目アイシャドウにチャレンジしてみましょう。黄味寄りのゴールドブラウン系シャドウを薄くグラデーション塗りし、下まぶたもミドルカラーで囲みましょう。
パール感が強くなく、ラメの無いタイプのアイシャドウがおススメです。黒のラインやアイシャドウで囲むと、とたんに古臭い印象になるので注意しましょう。オレンジ系のチークとベージュ系のリップでまとめれば、ヘルシーでリッチな表情になります。
4-3.キュートなガーリーメイク:加藤ナナさん(モデル)
出典:TCM
いつも同じアイメイクで、なんだかマンネリ…という時に、トライしたいのがキレイ色を使ったキュートなメイク。アイシャドウベースやコンシーラーでまぶたを明るく整えたあと、キレイ色のアイシャドウペンシルで目を囲むだけ!パステルカラーなら肌馴染みもよく、スィートな印象にきまります。
あえてアイラインは省き、マスカラは1度塗りでナチュラルに仕上げます。大人っぽくするなら、ブラックマスカラ×ベージュ系のチーク&リップ、ガーリーにまとめるならブラウンマスカラ×ピンク系のチーク&リップが好相性です。
5.おススメアイシャドウ5選
たくさん揃えたくなるアイシャドウは、質感やカラー違いで持っておくとメイクの幅が広がります。デイリーメイク用のパレットだけでなく、輝きをプラスするラメ入りやトレンドカラーをペンシルシャドウで取り入れるのもアリ!気になるアイテムは、実際に目元で試してから購入すると失敗を防げますよ。
5-1.商品名: ヴァントルテ ミネラルシルクアイズパレット
公式サイト
メーカー:ヴァントルテ 価格:3600円(税抜)
おススメポイント:パウダーなのに、粉浮きせず潤いが残るアイシャドウ。
発色がよく、肌馴染みする色なので、メイクが苦手な方も簡単にトライしやすいです。クレンジング不要で石鹸で落とす事もできるので、敏感肌の方にもご使用頂けます。
5-2. 商品名:ルナソル セレクション・ドゥ・ショコラアイズ
公式サイト
メーカー:カネボウ化粧品 価格:5,000円(税抜)
おススメポイント:女子大性からOL、アラフィフ世代まで幅広く支持を集めるアイシャドウです。色展開・質感が豊富で、どれも上品で印象的な目元になるのが人気の秘密です。微妙に異なるブラウン系が揃うので、自分だけの定番パレットが見つかりそうです。メイクビギナーさんにも使いやすいはず。
5-3. 商品名:エレガンスクルーズ ファインカラー
公式サイト
メーカー:エレガンス 価格:1,800円(税抜)
おススメポイント:50色という豊富な色展開で、探しているカラーが見つかりやすいはず。クリーム、パウダー、ラメタイプなど質感のバリエーションもあります。くすみにくい処方で見たままの発色が続くので単色使いにもピッタリです。欲しい色だけを組み合わせてパレットにできるところも
嬉しいポイント。
5-4. 商品名:ジルスチュアート ジェリーアイカラーN
公式サイト
メーカー:コーセー 価格:2,376円(税込)
おススメポイント:華やかな輝きと透明感がある発色が人気のジェリータイプのアイカラーです。
保湿効果が高いので、まぶたの乾燥やヨレが悩みの人も、しっとり感が持続します。これ1つでも存在感のある目元になれるのでナチュラルメイク派さんにも◎。みずみずしく、ベタつかない使い心地です。
5-5. 商品名:シュウウエムラ ドローイング クレヨン
公式サイト
メーカー:シュウウエムラ 価格:2,800円(税抜)
おススメポイント:初心者さんにもトライしやすい、ブラウンやベージュなどのソフトカラーが揃います。まつ毛のキワから二重幅にぼかしてアイシャドウとしてもOK、アイライン代わりに使っても、洗練された印象になります。ウォータープルーフでにじみにくいので、スポーツやメイク直しできない時にも活躍します。
6.まとめ
ポイントメイクの中ではアイメイクに気合を入れる!という人も多いはず。顔の印象を決める目元だからこそ、上手なアイシャドウ使いで魅力的に仕上げたいですよね。トレンドも取り入れながら、TPOに合わせたアイメイクができれば、それだけで女子力もUP!ぜひ、様々なアイシャドウを楽しんでいきましょう。