新しい季節を迎えると、ファッションとともに新作コスメも気になりますよね。
特にアイシャドウやリップなど、カラーアイテムをチェックする人が多いはず。とはいえ、アイシャドウは種類が多くて、どれを選んだらいいのか迷ってしまいがち。そんな時に役立つ、アイシャドウの基本を徹底解説!
選び方から使い方、旬のオススメアイシャドウを知って、アイメイクをもっと楽しみましょう♪
1.アイシャドウパレットの選び方
アイシャドウパレットは、2色~5色入りまでさまざま。濃淡のグラデーションカラーがセットになっているものがほとんどです。
中には、アクセントカラーとしてポイントになる色や、ニュアンスカラーとしてラメ入りシャドウがセットされているものもあります。用途やメイクのイメージに合わせてチョイスしましょう。
アイシャドウの定番色と言えばブラウン系。TPOを選ばず使えて、肌になじむ仕上がりが人気の理由です。メイクビギナーさんでも失敗なく使えるカラーです。
ブラウンに続いて人気なのはボルドーやピンク、オレンジなどの暖色系。こちらも肌になじみやすく、明るく仕上がるのでデイリーメイクにもぴったり。
クールなメイクをしたい人や、キリッと見せたいときは、ネイビーやグレイなど寒色系が使えます。
2.やりたいメイク別:アイシャドウパレットの使い方見本
アイシャドウを主役にしたアイメイクのバリエーションをご紹介。アイシャドウ使いだけではなく、チークやリップ、アイラインの使い方などトータルのメイクバランスも参考にしてみましょう。
2-1.キラキラ愛され女子
男子目線を意識するなら、ピュアでナチュラル感のあるメイクが◎。
アイシャドウはシアーなブラウンでラメが控えめのものがベスト。締め色はほどんど使わずに、中間色ブラウンの濃淡で自然な目元に仕上げましょう。チークとリップも同系色で自然な血色感のあるオレンジレッドやコーラルピンクが好相性です。
出典:i-VOCE
2-2.大人のキャリアメイク
意思的な表情に見せたいお仕事シーンのメイクでは、グレイッシュブラウンやグレージュなどがおススメ。
まぶた全体にふんわりとのせ、アイライナー&マスカラで引き締めましょう。目元がクールな分、チークとリップはローズ系カラーで華やかさをプラスすると女性らしさもアピールできます。
出典:DAILYMORE
2-3.上品ノーブルメイク
大人の女性らしい上品なメイクを狙うなら、アイメイクは王道のブラウングラデで!
ブラウン系の3色~4色を使い、深みのあるグラデーションをつくると目元がグッと印象的になります。チーク&リップはソウトなピンク系で明るくまとめると、コンサバメイクも若々しく見えます。
出典:MAQUAOnline
2-4.トレンドオシャレ女子メイク
出典:Fashionsnap
濡れたようなツヤ感や微細なパールの輝きなど、質感勝負のアイシャドウ使いが今期のトレンド。
淡いカラーの2色使いや単色アイカラーを上下のまぶたにのせ、抜け感をつくることがポイントです。まぶたに馴染むベージュやゴールド、ブロンズ系のカラーが旬。アクセントとしてレンガ色やボルドーをプラスしても素敵です。
チーク&リップは、あえてブラウンやベージュの同系色でまとめるとより、洗練されたオシャレメイクに。
2-5.女っぽいセクシークールメイク
出典: FASIO
ちょっぴり色っぽく、セクシーに見せたい日はスモーキーアイにチャレンジ。
くすんだカラーを重ね、しっかりグラデーションをつくることで完成します。グレイッシュブラウン、グレイッシュボルドーなどグレイがかかった色を選ぶことがポイント。
目尻側が濃くなるようにいれると上手くいきます。アイラインとマスカラもしっかりいれ、目元の存在感を際立たせましょう。
アイメイクがポイントなぶん、チークはいれなくてもOK。リップは落ち着いたカラーを合わせるとバランスよくまとまります。
3.アイシャドウパレットの使い方あれこれ
アイシャドウパレットは、単色塗りもグラデーション塗りもOK。どんなパレットでも使える、基本の塗り方をマスターしておけば、失敗知らずのアイメイクが完成!
3-1.単色
出典:pintrest
ナチュラルメイク派さん、時短メイク派さん、トレンドの抜け感メイクをしたい人におススメのアイシャドウ単色塗り。
アイシャドウパレットのミドルカラーをまぶた全体に伸ばし、アイラインとマスカラで仕上げます。立体感が出るように、パール入りなどツヤの出る質感のものがベストです。クリームシャドウやアイシャドウべースを使用すると発色&化粧もちもUP。
3-2.アイメイクの基本:2色使いのアイシャドウ
濃淡2色のカラーを使ったグラデーション塗りはアイメイクの基本。アイシャドウブラシを使えばよりナチュラルに、チップを使えばしっかり発色させることができます。
<2色アイシャドウの入れ方>
- 淡い色の方を、まぶた全体(アイホール)にふわっといれる
- 濃い方の色をまつ毛のキワから二重幅(まぶたの真ん中)くらいまでぼかす
- 最後に指でぼかしなじませる
- 好みで目の下に濃い色をライン的に引くとより、はっきりした目元に
3-3.アイメイクの基本:3色使いのアイシャドウ
2色アイシャドウよりも、印象的な目元がつくれる3色シャドウ。グラデーションカラーを重ねることで深みのある目元が完成します。
<3色アイシャドウの塗り方>
出典:セザンヌ
- 一番明るい色をまぶた全体にぼかす
- 中間色をまつ毛のキワから二重幅(まぶたの真ん中)くらいまでぼかす
- 濃い色をまつ毛のキワにラインのように入れ、ぼかす
- 好みで濃い色を下まぶたの際にいれたり、目尻側にかさねる
- 明るい色を目頭や下まぶたにいれる
4.シーン&価格別!本当に使えるアイシャドウ
アイシャドウはプチプラコスメから、ブランドコスメまでとにかく種類が豊富。
プチプラアイシャドウなら、普段のナチュラルメイクにぴったりですし、流行カラーにも挑戦しやすいはず。
ブランドコスメはより繊細なカラーが多くセットされているので、お仕事やお出かけのシーンで完成度の高いアイメイクが実現します。もちろん単色でも使えるのでユースフルなパレットを見つけて!
<目指すは小奇麗な人!デイリーメイク向けアイシャドウ>
1000円以下:セザンヌ グロスアップアイシャドウ
出典:センザンヌ公式
メーカー:セザンヌ 価格:580円(税抜)
オススメポイント:流行中の濡れツヤまぶたが簡単につくれるクリームタイプのアイシャドウ。大粒パール入りのベースカラーをまぶた全体にのばし、締め色ブラウンを目の際にON。締め色のブラウンは、見た目よりもずっと薄付きなので肌になじむ仕上がりです。手持ちのアイシャドウのベースとしても活躍しそう。メイクビギナーさんやトレンドメイクに気軽にトライしたい人はぜひ。
1000円以下:メディア グラデカラーアイシャドウ
出典:medeia公式
メーカー:カネボウ 価格:950円(税抜)
オススメポイント:微粒子パール配合で上品なツヤのあるアイメイクが完成。使いやすい同系色のグラデーションカラーで失敗なく使えます。まぶた全体が明るくなるので、くすみが気になる人やエイジング世代にも向いています。毎日の身だしなみメイクにちょうど良いコスパ&クオリティです。
<アフター6もOK!トレンド感のある今っぽアイシャドウ>
2000円以下:エクセル スキニーリッチシャドウ
出典:エクセル公式
メーカー:常盤薬品工業 価格:1,620円(税込)
オススメポイント:普段使いにちょうどよいセミマットな質感の4色アイシャドウ。1つ1つの発色が強すぎないので4色重ねても、肌に馴染むグラデアイが完成します。自然な奥行きのある目元になれるので上品な印象。オフィスやデートにぴったりの発色です。ニュアンスの異なるブラウンベースの6色展開。お仕事メイク用としても使いやすいはず。
2000円以下:リンメル ロイヤルヴィンテージアイズ
出典:リンメル公式
メーカー:リンメル 価格:1,500円(税抜)
オススメポイント:くすみのかかったスモーキーで、クリアな発色が魅力。
時間がたっても落ちにくく色持ちが良いタイプです。しっとりした質感で粉飛びしにくいのも特徴です。深みのあるボルドーやピンク、グレージュなどスモーキーなカラーを探している人、定番のブラウンに飽きてしまった人におススメ。トレンドカラーを探している人にも◎。
<どんなときも隙なし!完璧グラデがつくれるリッチパレット>
ジルスチュアート シマークチュールアイズ
出典:ジルスチュアート公式
メーカー:ジルスチュアート 価格:5,400円(税込)
オススメポイント:アイベース入りで、ツヤと輝きのある発色が持続。見た目よりもクリアな発色なのでグラデーションにしても自然な印象です。オイルコーティングされたパウダーが配合されているため、パール入りでも粉飛びが少なく、しっとりしたつけ心地。アイシャドウの粉っぽさやパサつきが苦手な人にも使いやすいはず。
マキアージュ ドラマティック スタイリングアイズ
出典:WatashiPlus
メーカー:資生堂 価格:3,024円(税込)
オススメポイント:それぞれの瞳の色に着目した色設計で、自然に目を大きく見せるアイシャドウ。
専用アプリで、似合う色を診断することができます。目元を明るく整えるベースカラーと肌になじむグラデーションカラーでくすみにくく、色が長持ちします。自分に合うブラウンが見つからない、どんなシーンでも使いたい、捨て色がないアイシャドウが欲しいという人におススメです。
5.捨て色の活用アイデア
アイシャドウパレットには必ずといっていいほど、捨て色(=ほとんど使わずに残ってしまう色)が発生してしまいます。
特に使う面積の少ない締め色(濃い色)や鮮やかなアクセントカラーは持て余してしまいがち。そんな捨て色も工夫次第で別の使い道があります。せっかくのアイシャドウをフル活用して使い倒しましょう!
<濃い色>
残ってしまいがちな、アイシャドウの締め色(一番濃い色)。ブラウン系ならアイブロウパウダーとして再活用できます。ペンシルで描いた眉尻の上から重ねると落ちにくくなります。
<アクセントカラー>
鮮やかな発色のアクセントカラーも捨て色になりがち。赤系やピンク系、グリーン系なら、アイブロウの上に少し足し、ニュアンスカラーとして使えます。眉に少し色がつくことで、オシャレな印象に。
また、湿らせた綿棒の先をつぶし、アイカラーをつけてまぶたのキワにラインを引くと、カラーアイアライナーのように使えて便利です。
6.まとめ
アイメイクは女性にとって永遠のテーマ。新しいアイシャドウを手にしたとき、とてもワクワクしますよね。その気持ちこそが、可愛くなるために一番大切なこと。気になる色や魅かれた色のアイシャドウはどんどん取り入れていきましょう♪