『かゆーーーーい!』かゆくて眠れない、集中できない!かきはじめるとかゆみって増してしまいますよね。
顔・胸・首・うで・おなか・あし・とにかく体のあちこちがかゆい!肌がかゆくなる原因は、空気中の水分量とホルモンバランスの変化でも酷くなる場合もあります!そんな長年の乾燥肌の持ち主におすすめの予防方法や対処方法をご紹介します。
乾燥を防ぐことで、ある程度はかゆみを抑えることができます。ナチュラルな素肌を維持させましょう。
1.顔・からだのかゆみを予防する3つのポイント
乾燥肌のかゆみの原因は肌のバリアー機能が低下することが原因のひとつといわれています。かゆみの症状は個人によってさまざまですが、ストレス・ホルモンの影響があるため症状をゼロに抑えることは残念ながらできません。
だから、かゆみを予防するための生活習慣の見直しがとても大切になってきます。顔・からだのかゆみを予防するための押さえておくべき3つのポイントを知っておくことで対策がみえてきます。
- 肌に優しい素材の服を身につける
- 食生活を見直す
- 小まめな保湿
保湿・食事・肌に触れる衣類の3つのポイントが気遣いを心がけましょう。とくにドライスキンやアトピー性皮膚炎の方は一艘の配慮が必要です。
2.肌がかゆく感じてしまう乾燥肌の原因
出典:キレイナビ
かゆみを感じる部分は、口の周り・唇・目の周り・手・足・太もも・腕と比較的表に出ていることが多いです。かゆみの原因を把握しておきましょう。
- 皮脂量と水分量が足りていない|皮脂量と水分量のバランスが崩れてかゆくなる
- 即席なものばかり食べている|肌を作る材料となる栄養素が不足してかゆくなる
- ストレス|ストレスによっての不調・ホルモンバランスが崩れでかゆくなる
- スキンケアが合わない|シャンプー・クリームなどが肌とミスマッチして炎症を起こしかゆい
- アレルギー|花粉やハウスダストでかゆみが発症してしまう
かゆみの原因はさまざまで個人差もありますが、とにかく保湿をすることである程度軽減させることができます。まずは、毎日の保湿ケアをみなおしていきましょう。
3.かゆみを抑える方法|入浴編
顔・からだのかゆみは乾燥によってかゆみが増してしまいます。 しっかり保湿をしていくうえで、保湿剤を丁寧に塗ることも大切ですが、見落としがちなのが『入浴』です。熱すぎるお湯にはいったり、長時間の入浴、からだをゴシゴシと強く洗ったりは肌への刺激になり乾燥が加速。強いかゆみの原因になってしまいます。
肌の水分と皮膚を必要以上に流さないように正しい入浴方法をマスターしましょう。
お湯の温度>36度〜37度のぬるめがベスト
お湯の温度は人肌くらいが目安です。熱いお湯は肌への刺激になり、かゆみを誘発する原因になるので、『熱いお風呂が好き!』でも乾燥肌の方はぬるめのお湯がベストです。
入浴剤>商品の注意書きを確認
入浴剤の成分いよって肌に合わず、さらにかゆくなることがあるので注意が必要です。入浴剤の注意書きを確認しておくこと、さらに、一度使ってかゆみを感じたものは勿体無いと思っても使うのをやめましょう。
- 赤ちゃんでも使える入浴剤
- 保湿剤がはいっている入浴剤
- 水素水の入浴剤
なんかが安心しやすいです、植物由来・自然派のものは以外にも乾燥肌とはミスマッチのものが多いので、イメージは良さそうですが注意が必要です。かえって薬用タイプなどが相性がよかったりします。
入浴時間は15分〜20分>長時間はNG
かゆみを増大させないために、湯船には15分〜20分程度がおすすめです。長時間のお風呂は必要な皮脂を洗い流してしまい、エネルギーも消費するため避けるのがいいでしょう。
洗い方>必ず泡立てる、直接肌にはのせない
シャンプー・ボディーソープ・洗顔料などはしっかり泡立てて使い、原液をそのまま皮膚に乗せて洗うのはやめましょう。泡で皮膚を撫でるような感じで十分です、炎症がある場合やかゆみがひどい部分はぬるま湯ですすぐだけで済ませてください。
泡立てネット・泡立てカップなんかがあると面倒でないので習慣化しやすいです。
▼マイクロバブルフォーマーあわわ☆濃密泡の作り方
おすすめの入浴アイテム>乾燥肌もしっとり・キュレル ボディウォッシュ
出典:キュレル
泡タイプなのですべりよく肌との摩擦を抑えてくれ、保湿成分セラミドをまもってくれます。赤ちゃんや妊婦さんでも使える安心成分なのでおすすめです。
キュレル体験談
キュレルのジェルローション買っちゃった。アトピーに良いらしいね。病院で勧められたから多分ガチなんだろう。期待してる。 Twitter
キュレルのボディウォッシュ昨日から使い始めたけど洗い上がりがスルンとしてて好き。ベールで覆われてるような感覚…! Twitter
ここ一週間くらい朝晩キュレルのボディローテンションを塗ってたら、もう手遅れ…と思っていた脚の乾燥肌が改善してきた。…何度でもやり直せる…! もともと乾燥肌質だからホントはもっとマメに手入れしないといけないんだよな…。いつも手遅れになってから慌てて保湿し始めるのなんとかしたい…。 Twitter
4.乾燥させない方法|保湿編
肌を乾燥させないために、小まめな保湿が大切です。肌に優しい成分をたっぷり配合するよりできるだけ成分の種類を少なくした方が刺激が少ないんです。乾燥させない保湿方法をマスターしましょう。
塗り方>心臓に向かって塗ること
保湿クリームはたっぷりの量を手に取り心臓に向かって塗っていきましょう。さらに保湿クリームを手のひらでつつみ体温で軽くあたため柔らかくすると伸びがよくなります。
手のひら全体に伸ばして、ムラなくマッサージをするように塗りましょう。容器から直接肌につけるとムラつきの原因になってしまいます。量はケチらずにたっぷりつかうこと。
時間帯>入浴後の肌が清潔な時
保湿クリームを塗るのは基本的には入浴後水分を拭き取ってからがおすすめです。最低でも入浴20分以内にはケアを終わらせると乾燥の加速を止めてくれます。全身・フェイシャルもしっかり塗ることができれば、1日1回のケアでも保湿肌に近づくことができます。保湿クリームが肌に馴染んで、バリアをはったようなしっとりとした肌になれば潤ったサインです。
保湿クリームの種類>オイルorクリームorローションがGOOD
肌が乾燥している場合は油分で皮膚表面いフタをする必要があるので、クリーム・オイル・ローションがおすすめです。乾燥がひどい日はダブル使いもしてください。
![]() | オイルタイプほとんどが油分で作られているので、肌の上に長時間止まってくれるのがオイルタイプ。皮脂膜を強化して乾燥をくい止めてくれます。 画像出典:ロイーシェ |
![]() | クリームタイプ油分と水分がバランス良く入っているので、水分の蒸発を防ぎ、肌内部にも潤いを与えてくれます。常備用やノーマルの肌にもおすすめです。 画像出典:ニベア
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![]() | ローションタイプ暑い時期などのクリームのベタベタした感じが気になる方はローションがおすすめです。油分がほぼ入っていないため、キープ力はありませんが、こまめに塗りたい方や日中にはさっと肌に溶け込みます。 画像出典:ロクシタン
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5.肌に優しいインナーや服を選ぶ|衣類編
顔以外、腕・おなか・お尻はどは下着や服の影響を受けやすい部分です。肌触りに注意してインナーや服をチョイスしましょう。通気性2こだわるのがポイントになります。
素材>肌触りの良い綿素材がGOOD
乾燥肌の肌質は表面が毛羽立ってい状態で繊維にひっかかりやすくちくちくとした刺激を感じてストレスになりがちです。はあに触れる下着や服や綿素材のような、なめらかで肌触りのいい素材をえらびましょう。
![]() | 綿100%の下着でかわいいと評判のウンナナクールがおすすめ綿100%のインナーは割と低価格、デザインもお気にりの ものをつけると気分もあがりますよね。 肌着や腹巻もかわいいキャラクターデザインものも豊富です。 |
着心地>窮屈なものはNG!タイト目はやめましょう
きつめの下着や服で締め付けると刺激や血行不良の元になるので避けること。場合によってはストレス、締め付けの後も色素沈着になりかねません。着心地の良い、タイトすぎないパンツや縫い目フリーのものを選ぶのがおすすめです。
6.毎日の食事で乾燥肌対策|食事編
肌の潤いを作る食生活も大切です。美肌に必要なセラミド成分を作る原料を知って毎日の食事に取り入れていきましょう。
大豆製品|韓国風まぐろ納豆丼
出典:タカノフーズ
セラミド成分を作る原料として質のよいタンパク質を食べましょう。 食事に加えやすいタンパク質は納豆がおすすめです。納豆は大豆を納豆菌で発酵させてつくられた食品です。質のよいタンパク質にめぐまれ、血圧を下げる効果もきたいできます。ねばねば、とろとろした食材は、優秀な美肌フードタンパク質の吸収を良くし、肌をしっとりさせるムチンの成分が含まれています。
韓国風まぐろ納豆丼の作り方
- まぐろはそぎ切りに、キムチは粗めに刻み、きゅうりは5ミリ位の半月切りにしておく。
- ボウルにまぐろ、納豆、キムチ、きゅうり、ネギと納豆のたれ、しょうゆ、ごま油を入れよく混ぜる。
- どんぶりにご飯を盛り、もんだ海苔を散らして2.を中央にのせ、半摺りゴマをふる。
野菜や果物|旬の果物や野菜
出典:misaki
体内の細胞を活性化させて、血液循環を良くするので、肌荒れ防止にもおすすめです。野菜や果物はビタミンの種類がたくさんあるのでその都度旬のものを食べるのがおすすめです。野菜は加熱(茹でたり・炒めたり・揚げたり)すると栄養素が流れてしまうので新鮮な状態で生食がおすすめです。果物はジューサーによっては酵素を分解してしまうのでこちらも生食がいいでしょう。
ヨーグルト|アミノコラーゲンヨーグルト
出典:MEIJI
ヨーグルトにはミルクセラミドが含まれていて腸内環境だけでなく肌の乾燥を改善できるといま注目されています。
6.どうしてもかゆい!時の対処方法
かゆみ対策をしていてもどーーーしてもかゆくなってしまう時があります。そんな時の原因にあわせた対処方法を試してみましょう。かいてしまうと肌の炎症・最悪出血もしてしまい、いいことは一つもありません。
《原因:乾燥》乾燥によるかゆみには保湿剤をすぐにぬり爪を立てない!
環境が変わったり季節によって乾燥を感じるとかゆみを感じます。入浴後の保湿ケアが足りなかったようです。オイルやミルク系の保湿クリームをすぐさまに塗りましょう。しっかりと塗り込みますが力は不要です、爪や摩擦には注意です。
《原因:花粉・ホコリ》ワセリン系でしっかりフタをする
出典:ノルディックワセリン
油分でベールを作ってバリア低下した部分の強化をしてあげましょう。ワセリンなら急激なかゆみに対応してくれます。顔から体どこでもつかえるのも使い勝手がよく優良です。
《原因:触る・刺激》チクチクした衣服を脱ぐ
肌に違和感を覚えた衣服はそれが続くと肌が負けてしまって赤くなったりむずがゆさが止まりません。速攻で脱ぎ捨てて洗濯などをして繊維をなじませてみてそれでも無理ならインナーに通気性のよいものや綿100%を挟んで着るようにしましょう。
《原因:スキンケアのミスマッチ》刺激を覚えたらスキンケアを大幅にチェンジ
肌質は変わります、それはストレスやホルモンバランスによる場合もあるので、昨日調子良かったお気にいりのスキンケアも今日はミスマッチなんてこともあるんです。『肌に合わない・違和感を感じる』と感じたらスキンケアに心残りがあっても一旦使うのをやめましょう。
『乾燥がひどいからすっぴん』のままだと肌を守る要素がなくかえってダメージを与えてしまうので、潤い補給をしっかりすること。やっぱり保湿は手抜きせずに行いましょう。
7.まとめ
乾燥肌を完全に治すことはできません。なめらかでしっとりとツヤのある肌を保つためには日々の予防が大切になってきます。乾燥が気になる部分には常にクリームを重ね付けるると油分を補給して保水力を強化を心がけましょう。一年を通して、乾燥の原因は変わってくるので保湿アイテムはそれによって変えていくのがおすすめです。