産後の肌荒れに悩んでいる人におススメな肌荒れを改善する対処方法

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長いようであっという間だった妊娠期間を終え、待望の赤ちゃんとの生活が始まると「寝られない・休めない・自分の時間なし」という日々がしばらく続きます。
出産直後は、肌がツヤツヤしていて「産後のママは美しい」といわれるほどですが、少し経つと肌荒れに悩まされるママがたくさんいます。
妊娠中は赤ちゃんを育てるために体にさまざまな“異変”が起こっていますが、出産後もすぐ元に戻るわけではなく妊娠期間と同じくらいの時間をかけて整えていきます。
その期間中はさまざまなもの・ことが乱れやすくなっています。
「産後もきれいなママでいたい」と思うのはみんな同じです。
適切な対策で、産後の肌荒れをケアしましょう。ママさん向けスキンケアをご紹介します。

1.産後の肌荒れの主な原因

産後の肌荒れの原因は大きく分けて4つ考えられます。

ホルモンバランスの乱れ

1つは、ホルモンバランスの乱れによるものです。
妊娠している間に増える「エストロゲン」や「プロゲステロン」といったホルモンが産後減少していきます。妊娠前の状態に戻ることになるのですが、この変化が急激に起こるため、バランスが取りづらい状態が続きます。
ホルモンバランスは肌のゆらぎに関係してくるため、肌荒れとなって表面化しやすくなります。

寝不足

2つ目は、寝不足です。生まれてすぐの赤ちゃんはまとまって寝てくれないことが多く夜中も何度も起きて授乳する日々が続きます。
赤ちゃんが4時間寝てくれても、ママも4時間寝られるとは限りません。
ミルクなら哺乳瓶を洗ったりしなければなりませんし、昼間なら寝ている間に済ませたい家事もあります。睡眠不足は肌のサイクルを乱してしまい、肌荒れを引き起こします。

便秘

3つ目は、母乳分泌の影響で水分不足になり便秘になってしまうことでの肌荒れです。体のなかに便がたまっているとそこから出る有害物質が肌を通って外へ出ようとします。
そのため、便秘による肌荒れが起こります。また、便秘によって自律神経が乱れて肌サイクルに悪影響を及ぼすこともあります。肌にとって便秘は大敵です。

 ストレス

最後の4つ目に挙げられるのがストレスです。新しい家族との生活はこれまでと全く違うものになります。
24時間体制で面倒を見なければならず、眠れない日々を過ごし、体は疲れきってしまいます。さらに、好きなように動くこともできないため大きなストレスとなってしまいます。
赤ちゃんを育てることへのプレッシャーもストレスを増加させてしまうので、心配はほどほどにストレスをため込まないようにすることもポイントとなります。

2.産後の肌荒れの症状

産後の3大肌荒れは

  • シミ
  • ニキビ
  • 黒ずみ

他にも、湿疹(しっしん)や蕁麻疹(じんましん)、乾燥かゆみがでるなど、人によってさまざまな症状が現れるのが産後の肌荒れの特徴でもあります。
症状が出る部位も、顔の他、おなかや腕、胸などそれぞれです。
初産・経産婦ということも関係なく、上の子どものときにはなんの症状も出なかった人でも下の子のときにはひどい肌荒れが起こることもあり、反対に1人目の産後はひどかったが今回は平気といったケースもあります。
産後はなかなか自分の時間が取れずケアも十分にできないため、どんどん症状がひどくなってしまうとよくなるまでにも時間がかかってしまうため、できるだけ早いうちに対処し始めるようにしましょう。

3.産後の肌荒れが続く時期

どんなに夜泣きをする赤ちゃんでもいつかはぐっすり朝まで寝てくれるようになります。
それと同じようにホルモンバランスも徐々に整っていくため一生その状態が続くわけではありません。
ただ、「◯カ月経てば肌荒れしなくなる」という目安はなく、ママや赤ちゃんによって肌荒れが落ち着くようになる時期も異なってきます。
便秘やストレスによる肌荒れであれば、水分を多くとるように心がけたり、パパに数時間預けてストレス発散したりと対策法を考えることで解消される可能性もあります。
「いつまで続くの…」と憂鬱(ゆううつ)な気持ちになって落ち込んでいるとそれがまたストレスとなって余計に肌荒れを悪化させてしまうため、そのときに出ている症状に合わせて適切なケアをしつつ、この大変な時期もいつかは終わる、と前向きにとらえるようにすることが大切です。

4.産後の肌荒れ対策3ステップ

産後に見られる肌荒れ対策は3ステップです。

step1:とにかく保湿をしっかりする

時間のない時期ですが、スキンケアはしっかりとしておきましょう。
手早くパパっとできるスキンケアに変えておくと「今日もつけられなかった」「あのケアを最近できていない」とストレスに感じることもなくなります。
産後はストレスや睡眠不足、ホルモンの影響などでもともと肌は弱っている状態です。自然由来の成分で作られているものや低刺激の敏感肌タイプから選ぶのがおすすめです。時間がないときの強い味方がオールインワンタイプのスキンケアアイテムです。
1つで済むのであれこれつけている時間がとれない産後でもしっかりケアできます。

step2:ストレス解消を積極的にする

「赤ちゃんのお世話がストレスだなんてママ失格?」と不安になることはありません。
どんなに子どもがかわいくてかけがえのない存在であっても、自分の思うように時間を使えず寝る時間さえ赤ちゃんに合わせなければならない生活にストレスを感じるのは当たり前です。
数十分から数時間だけでも、一人で外へ出る時間を取ると気持ちもスッキリしてまた頑張る気持ちが湧き出てきます。パパやじぃじ、ばぁばに少し預けて外の空気を吸いに出てみましょう。また、家の中でのストレス解消法を見つけておくと便利です。
スマフォのカラオケアプリで歌ったり、ここぞというときに食べるお菓子を買っておいたり、と自分なりのストレス解消法を模索しておきましょう。

step3:食べるものに気を配る

産後は肌荒れ対策のためにも食べるものに気を配ることも大切です。
便秘をしないよう食物繊維を多くとったり、母乳をあげているならこまめに水分補給をしたり小さなことの積み重ねが肌荒れを防ぎます。サプリメントを大量に飲むよりも、和食中心のヘルシーメニューにしてバランスのとれた食事をとるほうが肌にもいい効果が期待できます。
産後すぐは赤ちゃんに手がかかり食事づくりにまで手が回らない日も多いのが現実ですが、なるべく栄養のバランスを考えて野菜を多めに食べるようにするなどできる範囲で気を配りましょう。

4.産後の肌荒れのアイテムを選ぶ時の注意点

産後の肌荒れケアアイテムは、基本的に赤ちゃんが触れても問題のないものを選びましょう。
ママが使うスキンケアアイテムは使った直後に赤ちゃんを抱き上げなければならなかったり、抱っこしたままの状態で使ったりする可能性もあります。
スキンケアをしたそのままの手で赤ちゃんを触っても問題のないもの選んでおけば安心です。
敏感肌タイプで肌にやさしい成分で作られているものは赤ちゃんが触れても問題ないものが多いですが、保湿のためにハチミツが配合されているものは1歳を過ぎるまで避けておきましょう。
ハチミツに含まれる「ボツリヌス菌」という食中毒を引き起こす菌に1歳未満の子どもが感染すると危険です。このように産後は赤ちゃんもママも使えるもののなかから選ぶことが、もっとも大切です。

5.産後の肌荒れにおすすめアイテム

スキンケアの基本である保湿は産後のママにも必須のアイテムです。妊娠線を目立たなくさせることやニキビやシミのケアにも効果的な保湿。ここでは3つの保湿アイテムをご紹介します。

ヴェレダ・マザーズボディオイル

4001638095112出典:ヴェレダ(100ml/3,800円税抜)
妊娠初期から使える保湿ケアオイルです。妊娠線の予防もでき、産後の乾燥しがちな肌を潤わせてくれます。ベビー用のスキンケアも販売しているヴェレダだから、安心して使うことができる点もおすすめです。

ボタニカル キネティクス スキン ファーミング トーニング エージ

31Y31K0CBEL出典:AVEDA(150ml/3,780円税込)
ヘアケア商品が充実していうAVEDAですが、スキンケアも自然由来成分を豊富に含んでいるものが多くおすすめです。
なかでもボタニカルキネティクスはスプレー式の化粧水で忙しい産後のママもシュッとひと吹きしてスキンケアができるところが魅力です。

トムトムベイビースキンケアオイル

product_baby009出典:トムトムベイビー&ママ(200ml/3,067円税込)
赤ちゃんとママのためのスキンケアアイテムブランド、トムトムベイビー&ママのなかから保湿ケアにおすすめなのが、トムトムベイビースキンケアオイルです。
赤ちゃん用となっていますが、ママももちろん使えます。パッケージがかわいらしいのもうれしいポイントです。

6.まとめ

産後のゆらぐお肌には、できるだけ自然由来のやさしい成分のスキンケアを使ってケアしていきましょう。赤ちゃんと一緒に使えるものを選んで一緒にスキンケアタイムを取るようにするとリラックスしてケアできます。忙しい日々が続きますが、自分へのご褒美タイムも大切に、笑顔で過ごしていきましょう。

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