『最近、寝不足だな…』と感じていると現れてくる目の下のくま。寝不足の時や疲れている時に目の下のくまは出現しやすいです。夜更かし三昧な人には悩みの種ですよね。
皮膚がくすむ『くま』はどんよりとした巡りの悪い場所が大好きです。なので血流をたかめて巡回を良くするケアで対処していきましょう。肌の風通しを良くする方法を知っておくと正しく対処することができますね。
今回は、顔の周りだけでなく全身運動の効果的な方法を紹介します。目の下のくまを瞬時に撃退していきましょう。
1.目の下のくま3つの種類
目の下のくまには3つの種類がありそれぞれ原因も違います。あなたの目の下のくまの原因をしっかり知っておきましょう。
①一時的に出る青いくま
目の下のくまが『青い』場合は、一時的に出るくまです。考えられる原因は
- 睡眠不足
- 疲れ目
- ドライアイ
一時的に目の下の血流が悪くなり酸素がすくなることで青いくまの原因になってしまうと考えられます。
②長い付き合いになりやすい茶色いくま
目の下のくまが『茶色い』場合は、長い付き合いになりそうな常習的なくまです。原因としては
- シミ
- くすみ
- 目をよくこする
長年の色素沈着によってできてしまうのが茶色のくまです。常習的になっているので改善も気長に行う必要があります。
③代謝の低下で発生する黒いくま
目の下のくまが『黒い』場合は、新陳代謝の低下によるものが原因で、
- ひどい乾燥
- 皮膚のへたり
- 筋肉のゆるみ
- 過激なダイエットなどによる栄養不足
年齢による新陳代謝の低下やストレスなどによるホルモンバランスの崩れも関係しています。改善するのには少し時間を必要とします。
目の下のくまの種類のどれに自分はあてはまるのか理解できたら改善方法を試していきましょう。
2.今日のくまを消したい!どんより青くま対処方法
『どうして今日に限ってくまができちゃったの?』今日ぐらいはくまを消したい時におすすめの対処方法を紹介しましょう。
①青いくまは『光で飛ばす』
青いくまを顔全体のトーンを上げて厚塗りファンデーションで隠すと余計にめだってしまいます。ハイライト的なコンシーラーで薄く隠すのが正解の対処方法です。
出典:マネメイク
色素沈着系は、くま部分全体に薄く、斜めにコンシーラーをのせて指でトントンとなじませると上手に隠すことができますよ。
化粧下地→コンシーラー→リキッドファンデーション→コンシーラーの順序でカバーして、最後のパウダーはいらないかもしれません。目の下のくぼんでいる部分にしっかりとコンシーラーを塗るのがコツです。そこから目尻とうすーく広げていきましょう。コンシーラーは塗りやすくムラになりにくい、ペンシルタイプやパッチタイプがおすすめです。
②目玉は冷やして皮膚は温める
目玉はしっかり冷やし、目の周りは血流を巡らせる為にあたためましょう。この2ステップでくまを撃退することができますよ!
目元をあたためて循環アップ|めぐリズム 蒸気でホットアイマスク
出典:めぐリズム
目の周りをあたためて血流の巡回を促進させて青くまを撃退しましょう。蒸しタオルは自宅じゃないと準備できないので、めぐリズムのホットアイマスクは袋から出すとすぐあたたかくなるので外出先でも簡単でおすすめです。
疲労した目玉を目薬でひんやり
ドライアイで、青くまは発生してしまいます。疲労した目玉は熱をもっているので、ひんやり目薬を差して熱をおさえてあげましょう。
アイクリームをまぶた全体になじませて保湿
乾燥するとくすみ・たるみ・シワにじんわりとした温感でほぐし、すっきりとしてくれるアイクリームを全体になじませておきましょう。軽くマッサージするのもいいですね。
3.長年の色素沈着・茶色くまの対処方法
色素沈着が原因で定着気味になる茶色いくま。地道に続ける対処方法を紹介していきましょう。
①冷蔵庫で冷やした保冷剤をまぶたにオン!
腫れていたり・むくんでいるまぶたは熱を持っていることが多いので、保冷剤で冷やしていきましょう。この時冷凍庫ではなく冷蔵庫に保冷剤を入れておくと、柔らかな肌当たりで気持ちいです。目元がすっきりする感じがしますよ。冷たすぎると良くないので冷やしすぎないように心がけましょう。
②Wマスクで最強保湿
まぶたの上と下を贅沢に部分用アイマスクで挟んでWマスクしましょう!芸能人やモデルのメイクルームでもされている美容法との噂があります。上と下を2枚のマスクで挟むだけですが、体感がだいぶ違いますよ。
出典:マキュアージュ
部分マスクを上手に使いこなすコツはシワなくマスクを密着させることです。隙間や浮きがないようにパックしていきましょう。
③クリームハイライトで目の下をふっくら感をプラス
くぼんでも見える茶色いくまには光を与えて擬似的なハリをもたせましょう。クリームハイライトだと肌をふっくらみせつつ乾燥しがちな部分をしっとりさせてくれるので一石二鳥ですよ。
目の下の三角ゾーンにはもちろん法令線などにもつかえちゃいます。凹みが気になる部分にふっくら感をプラスして復活させましょう。
4.代謝ダウンが原因の黒いくま対策方法
新陳代謝の低下によってターンオーバーがくるってしまって黒いサークル状になってしまっている状態の対策方法を紹介しましょう。
①日中の乾燥対策をしっかり行う
冷暖房のせいで肌の潤いが奪われ、乾燥している肌はさらにダメージを受けやすいです。乾いているなと感じる前にバーム系のコスメで乾燥を対処しましょう。
乾燥でメイクがよれてしまう部分にバーム系クリームをくるくるとなじませて、後軽くティッシュでオフするとハリも出ますよ。
②目のマッサージをこまめに行う
出典:menard
目のくまは目の周りの水分が失われている乾燥状態。水分をリンパマッサージで循環をよくしてあげましょう。自力で涙を出せるようになったり、充血も軽減しますよ。
- ①目の周りをおおきく円を書くようにゆっくり抑えていきます。3秒間続けます。
- ②目尻を斜め上に軽く引き上げます。『V』の字を6回描きましょう。
- ③額の中央からこめかみまでらせんを描き、こめかみを抑えます。
- ④頭皮をゆっくりマッサージするとむくみも軽減します。
③調理には『ちょっといい油』で食べる美容液を投入
調理するときに使う油はちょっといい油に変えることで抗酸化やデトックスなどさまざまな健康効果を期待できますよ。
- オリーブオイル
- ココナッツオイル
代謝アップも期待できるココナッツオイルはおすすめです。ダイエット効果も同時に期待できてしまいますね。
5.目の下のくまに効果的な生活習慣
目の下のくまとは長い付き合いになってしまうことが多いです。日々の生活習慣に取り入れやすい方法を紹介していきましょう。
肌のターンオーバーのゴールデンタイム22時〜2時は早寝を心がける
成長ホルモンが分泌される22時〜2時は美容とダイエットのゴールデンタイム。ぜひ睡眠にあてていきましょう。ストレス解消にもなるので大切ですよ。
化粧水は『ビタミン誘導体』がおすすめ
出典:スキン
ビタミンC誘導体をコンセプトとした化粧水に期待できる効果は、
- 水との相性が抜群に良く、短時間で肌に浸透します。高い浸透力と肌への即効性が魅力です。
- 最も肌への浸透性が良く、通常のビタミンCのおよそ100倍の浸透力を持ち、肌へ有効成分を届けます。
- シミの元であるメラニンの生成を抑える働きと、できてしまったメラニンの色素沈着を改善する効果があります。
- ニキビができる原因である皮脂の詰まりをビタミンCが改善します。
- 過剰な皮脂の分泌を減らす作用やニキビの炎症を抑える効果があります。
- 抗酸化作用があります。この抗酸化とは、体内で過剰に発生した活性酸素を除去する作用の事です。
- 摩擦やストレスから守ってくれます。
目の下のくまを悪化する状態を改善へ期待することができますね。
買い物や帰宅はウォーキングのチャンス
わざわざジムや筋トレをしなくても、普段の歩き運動で代謝を高められれば必ず体は変わっていきます。たとえ数分でも、かかとから着地してつま先で蹴り上げる正しいウォーキングで代謝アップを目指しましょう。
歯を磨いているときにつま先立ちをしたり、座っているときに内側に筋肉を入れたりと、普段の動きを意識するだけでも効果的です。
湯船で頭皮や首をもみほぐす
頭頂部を手のひらで揉み上げ、そのまま首の付け根を刺激していきましょう。血行を良くするためには湯船の中で行うのがいいです。全身の巡りもよくなり一石二鳥です。
6.まとめ
目の下のくまは目の周りだけでなく全体をケアしていくことが大切です。くま・くすみ・むくみはワンセット。首や肩も揉みほぐして疲労をリセットしてあげましょう。